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- ●鵜飼いのトレーニング、岩国市 T080861 (DATE HEAD)
- 岩国市横山の錦帯橋周辺の錦川で0525'08夏の風物詩「錦帯橋のう飼」の公開トレーニグが開かれた。観光客に鵜飼いが間近であることを知らせるデモンストレーション。
公開トレーニングに参加したのは、鵜21羽と鵜匠3人、船頭6人と鵜舟3隻。21羽のうち8羽が今年初めてデビューする。鵜舟が前にかがり火をつけ本番と同じ衣装をつけた鵜匠が見事な手さばきで7羽の鵜を操った。
錦帯橋のう飼いは、0601'08から開始される。今年からは、土・日・祝日の昼間にもう飼いを実施、日帰りの観光客や地元の子どもたちにう飼いを見物してもらう。問合せ・予約:錦帯橋鵜飼振興(0827-28-2877)。
- <山口新聞0526'08> (DATE END)
- ●愛宕山開発廃止に反対、岩国市 T080862 (DATE HEAD)
- 岩国市の愛宕山地域開発事業の中止・転用に伴う岩国都市計画の変更案にかんする公聴会が0527'08岩国市民ホールで開かれ、市民18人が参加した。
事業の廃止、都市計画区域の整備、開発・保全の方針の変更の三点について意見を述べたが、全員が開発事業や都市計画道路の廃止に反対した。
公聴会は、岩国市の住民説明会をおこなった後に開かれ、公述者の他、70人余りの聴衆が訪れた。
公述人は、「法律的観点から事業中止は違法だ」という意見から、「岩国医療センターが(愛宕山へ)移転すれば住環境が良くなり、宅地として売れるようになる」とする意見が多かった。また、60ヘクタールのうち45ヘクタールを国(防衛省)に売却することについては「米軍家族の住宅が建設されることになる」と懸念を示す意見が圧倒的に多かった。
10年前の都市計画決定時の公聴会で「埋立用土砂を搬出するためで、土地販売は失敗する」と開発事業に反対した住民らは「指摘通りになった。見込み違いになった知事らの責任を明らかにすべきだ」とする意見もあった。
井原勝介前岩国市長も公述人として発言し「今回の変更手続きはすべて中止すべきだ」と反対意見を述べた。理由は、国に売却する場合の収支が明らかになっていない点などを挙げた。公聴会で出た意見については、県が最終案をまとめ縦覧に付す場合は、意見にたいする県の考え方を示す。また住民は最終案にたいして意見書を提出でき、その意見は県都市計画審議会に示されるる
- <山口新聞0528'08> (DATE END)
- ●平郡沖でアジ遊魚大会、柳井市 T080863 (DATE HEAD)
- 柳井市の離島の平郡(へいぐん)島沖で0621'08アジを対象に遊魚大会が開かれる。山口県漁協柳井支店の主催。今回は14回目の開催。
平郡周辺はアジの好漁場。例年は30cm以上の大物が数多く釣れている。今回から対象をアジに絞った。
大会は、05:30までに柳井市柳井港(やないみなと)漁港に集合、漁船に分乗して平郡沖に向い、アジ釣りをおこなう。寄港は13:00の予定。
定員は百人程度。料金は一人11,000円。餌のオキアミは主催者が用意する。申し込みは0606'08までに県漁協柳井支店へ。問合せ・申し込み:柳井支店(0820-27-0015)。
- <山口新聞0527'08> (DATE END)
- ●メダカの生息調査、平生小学校 T080864 (DATE HEAD)
- 平生町の平生小学校の四-六年生で作る自然・科学クラブ員21人が0526'08絶滅が危惧されるメダカの生息調査をおこなった。今秋までに町内の生息マップを作り、メダカの保護を呼びかける。
メダカは近年、水質悪化、ほ場整備、農薬使用などで減少傾向あり、レッドデータブックで絶滅危惧種1b類(環境省では絶滅危惧II類)に指定されている。
昨年、町内の溝でメダカを確認したという報告が小学校にあり、クラブが小学校周辺を調べてみると数匹見つかったことから、今年本格的に調査することにした。
調査したのは、学校から1km離れた農業用水路。クラブ員はメダカを捕獲しながら、調査、全員がメダカを捕獲するなど多数のメダカが棲息していることが確認できた。
クラブでは、町内の溝や川でメダカの生息状況を調べ、町内のメダカマップを作製する。
- <山口新聞0527'08> (DATE END)
- ●スイセンの球根を収穫、上関町 T080865 (DATE HEAD)
- 上関町の上関中学校の三年生の生徒15人と上関小学校の五年生12人、水洗研究会のメンバーの合計50人が0528'08球根増殖畑でスイセンの球根1万個を収穫した。
掘り出した球根は2、3カ月陰干ししたあと選別し、柳井市のやぐちフラワーランドへ出荷するほか、会員たちが自分たちの畑に植えつけたり、剣道沿いや上盛山などの観光地に植える予定。
- <山口新聞0529'08> (DATE END)
- ●クサフグ産卵見学できず、光市 T080866 (DATE HEAD)
- クサフグの産卵場として有名な光市の室積の杵崎海岸では、昨年夏の台風の影響で海岸上部が土砂崩れを起し復旧がいまだに見合わされており、毎年多くの人が見学に訪れる場所も立ち入り禁止になったままである。
周南農林事務所によと、昨年7月中旬の台風4号による集中豪雨で海岸上部の山肌が土砂崩れを起し崩落した。崩れきれずに残っている土を除去するのに多額の費用がかかることや、土がいつ落下するか分からないため復旧工事を見合わせている。県は、産卵地につながる遊歩道入口にロープを張り、周辺4カ所に立ち入り禁止の看板を立てた。
土砂崩れの影響は、クサフグの産卵にも影響を与えるのではないかともみられている。クサフグは大潮前の数日間満潮の数時間前メスが砂利のすきまに卵を産みつけ、オスは全身をふるわせて放精する。クサフグの卵には粘着性があり、ふ化するまでの数日間は砂利の中にとどまるが、土砂が溜まった場所で産卵した場合、卵が砂利に粘着せず、波にすぐ流されてふ化に影響を与えるかもしれない。
- <山口新聞0528'08> (DATE END)
- ●花と緑の祭典が開かれる、下松市 T080867 (DATE HEAD)
- 下松市のザ・モール周南の前の広場のタウンセンターで0531'08くだまつ花と緑の祭典が開かれた。
広場の中央には、市内、周南、防府市の生花店や園芸店など8店が出店。徳山花市場で競り落とした新鮮な草花な苗や園芸資材を販売している。訪れた人は、マリーゴールド、サルビア、ベゴニア、アジサイ、ラベンダー、オリーブ、バナナの木などをの草花、ハープ、樹木の苗を手にとって値踏みしていった。
初日はフラワーデザイン教室が開催され、地元の盆栽、山野草、サツキの同好会、アートフラワーやワラワーデザイン教室の作品、市内の園児から募集した花の絵の展示会も開かれる。
- <山口新聞0601'08> (DATE END)
- ●JA周南職員が700万円を流用、下松市 T080868 (DATE HEAD)
- 下松市のJA周南の30代の職員が、定期積立用の積み金や共済保険の掛け金の預り金を相互に流用していたことが判った。流用金額は700万円に及ぶが、金額的には補完しあっており被害はほとんどないという。JA周南は職員を諭旨免職して上司8人を懲戒処分にした。
JA周南によると、男性職員は2000年から支払い期限の迫った共済保険の掛け金へ預かり金を流用しその後、支払われた保険料で穴埋めし、不正な手続きを繰り返していた。
流用は7年間で約230回に及び約140人分の定期積み金と3人分の共済保険の掛け金を相互に流用していた。しかし、着服はおこなわれておらず、JA周南は「営業成績を確保するため」だったと動機を説明している。
昨年8月の監査で男性職員が作製した書類上の「預り日」と電算書類上の「入金日」に1-2カ月の開きが見つかり発覚した。男性職員は発覚前の4月に自己都合で退職している。
JA周南は、男性を諭旨免職に切り換え、直属の上司3人を減給(1/10、三カ月)、5人を訓戒の懲戒処分にした。
- <山口新聞0527'08> (DATE END)
- ●留学生が地震被災者へ募金呼びかけ、桜ヶ丘高校 T080869 (DATE HEAD)
- 周南市(旧徳山市)の桜ヶ丘高校の中国人留学生と生徒会、ユネスコ部の部員25人が0525'08徳山動物園前で中国・四川省地震の被災者への募金を呼びかけた。
高校は、2003年度から中国人留学生を受け入れており、遼寧省、淅江省、福建省の中高一貫校などの友好校と連携を結んでおり、現在は42人の中国人留学生が在籍している。
募金活動は、留学生の提案を受けた生徒会やユネスコ部の呼びかけで0515'08から校内で実施、保護者会からも募金を受けている。集めた募金は集計して近く中国側へ送金する。
- <山口新聞0527'08> (DATE END)
- ●浮世絵展、周南市 T080870 (DATE HEAD)
- 周南市の花畠町の市美術博物館で0530'08「広重と北斎の東海道五十三次と浮世絵名品展」が始まった。0713'08まで。
歌川広重が1834年に刊行し、大ヒットした「東海道五拾三次」と晩年の「五十三次名所会」、それと葛飾北斎の「東海道五十三次」小判のシリーズを一堂に展示する。また、大正時代に撮影された五十三次のモノクロ写真も併せて飾られ、江戸時代のとの対比も楽しめる。
- <山口新聞0531'08> (DATE END)
- ●さくらんぼ収穫ピーク、周南市 T080871 (DATE HEAD)
- 周南市の大潮でさくらんぼの収穫がピークを迎えており、福田果樹園では6月中旬まで収穫する。さくらんぼの「佐藤錦」などの品種が成熟している。経営者の福田さん(42)は十数年前からさくらんほの栽培をはじめ、直売で消費者に届けている。
- <山口新聞0531'08> (DATE END)
- ●給食に5cmの針金が混入、周南市 T080872 (DATE HEAD)
- 周南市(旧新南陽市)の富田東小学校で0523'08配膳された給食のカレーうどんの中に長さ5cmの針金状の金属が1本混入していたことが分かり、0527'08発表した。子どもは口に入れる前に発見したため怪我はなかった。
調理センターの調理器具(ザル)の一部が欠けていた誤って混入したのではないかとみられている。調理センターでは、富田西小学校、和田小学校の3校に約1500分が配食されてたが、異物混入は確認されなかった。
調理センターによると4、5年前にも金属性のザルの一部が給食に混入する事例があったという。市教委は、ザルを金属製からプラスチック製に変えることにして再発防止策をおこなうことを決めた。
- <山口新聞0528'08> (DATE END)
- ●給食調理委託を公募型氏名競走入札へ、防府市 T080873 (DATE HEAD)
- 防府市の教育委員会では中関小学校と華城小学校の給食調理業務の公開型指名競争入札で委託業者を選ぶことが0528'08分かった。
安全・衛生面から提案書を審査、一定水準(得点)以上の業者が入札に参加できるようにした。
入札参加対象となるのは、市調理業務の登録業者で、弁当などで大量調理業務実績がある14社。対象業者に0527'08募集要項を発送、0609'08までに参加表明書を受け付け、0618'08までに1)学校給食にたいる基本的な考え方。2)衛生管理業務、3)従事者の研修、4)調理業務の実施体制など6項目を所定の提案書に記入、提出してもらう。
0623'08提案書に沿って、聞き取りを実施、PTA代表者や栄養士を交えた選定委員会(16人)が市教委作製の審査シートに沿って採点し、審査に合格した業者を対象に7月初旬に入札を予定。両校一括でなく、別々に業者を決定する。
契約期間は、2008年9月から2010年度末まで。中関小学校の児童・教職員合わせて786食、華城小学校は887食を調理してもらう。
- <山口新聞0529'08> (DATE END)
- ●早松茸がお目見え、阿東町 T080874 (DATE HEAD)
- 阿東町生雲東の特産品販売店「あとうふるー1つしょっぷ」にこの時期だけに味わえる町内産の早松茸(さまつたけ)が登場した。
早松茸とは、梅雨時期や気温、湿度が合うと生えてくる茸で、ツユマツタケ、サマツとも呼ばれ収穫量が少ないため高値で取引される。
0529'08早松茸500gが入荷し、大きいもので1本150gほど。100g当たり1万円前後するという。訪れた人は早速臭いを嗅いでいた。早松茸は6月末まで店頭に並ぶという。
- <山口新聞0531'08> (DATE END)
- ●緑のカーテン作り、山口市 T080875 (DATE HEAD)
- 山口市吉敷(よしき)の維新百年記念公園で0531'08近くのおおとり幼稚園の園児30人が参加して「緑のカーテン」作りがおこなわれた。
建物の壁面をつる草で被い、夏の温度上昇を防ぎ、冷房をあまり使わないようにしようという試み。
園児たちと知事は、スポーツ文化センターの壁面22mにネットを貼り、アサガオとニガウリの苗を植えていった。
- <山口新聞0601'08> (DATE END)
- ●旧中川家住宅「いぐらの館」に、山口市阿知須 T080876 (DATE HEAD)
- 山口市の阿知須地区(旧阿知須町)の古民家「中川家住宅」が補修が終わり、0531'08地域の人が集う場として「いぐらの館」と命名され、公開された。愛称は4月から公募され、近くの女性の命名が採用された。
オープニングイベントでは、西阿知須小古郷神楽保存会が、ひょっとこ、おかめ、獅子舞が太鼓に合せ舞台上を踊り回った。
「いぐらの館」は、瓦ぶきと白壁の土蔵造りの家屋が並ぶ縄田北地区の一角にあり、2004年に所有者から旧阿知須町に寄贈された。
- <山口新聞0601'08> (DATE END)
- ●メダカ取りでふれあい、山口市 T080877 (DATE HEAD)
- 山口市佐山の矢石川で0531'08佐山里山たんけん隊の子どもたちがメダカ取りに挑戦、約30人が参加してメダカ取りに挑んだ。
子どもたちは、手に網やバケツを持つと裸足になり、川に入りメダカを探した。腰をかがめ水面をじっと眺め、メダカを発見すると網とバケツで捕獲した。メダカだけでなくヤゴやタナゴもみつけ必死で捕まえようとした。
子どもたちが捕獲した約250匹のメダカは、佐川小学校と川西中学校で水槽で飼育するという。
- <山口新聞0601'08> (DATE END)
- ●ちまきや閉店セール、山口市 T080878 (DATE HEAD)
- 山口市の中市町の百貨店「ちまきや」が閉店することになり、0528'08から閉店セールをおこなう。
閉店セールは毎週ごとに催し会場に設定。第一週(0529-0602)は「華麗なファッションバーゲン」で有名ブランド品をお値打ち価格で用意。
第二週(0604-0609)は「用品雑貨掘り出し市と大宝石展」として傘1万本と宝石類の超目玉をそろえる。
第三週(0611-0615)「和洋家具大バーゲン」、第四週(0618-0622)「呉服店じまい売り尽くし」などの企画を準備する。
- <山口新聞0528'08> (DATE END)
- ●ちまきや閉店セールに13000人、山口市 T080879 (DATE HEAD)
- 山口市の中市町の百貨店ちまきやで0528'08閉店セールが始まり、初日は得意客向けのプレセールがあり、約13,000人が来店した。
ちまきやの入口には「閉店まであと96日」というカウントダウンのパネルが設置されていた。開店前には、1200人がつめかけ、300mの長い列を作った。
- <山口新聞0529'08> (DATE END)
- ●レンタルボックスを始める、山口市 T080880 (DATE HEAD)
- 山口市中市町で空き店舗を活用したレンタルボックスを始める。山口商工会議所のまちづくりを推進する「街づくり山口」がレンタルボックスの利用者を募集している。
計画によると、中市商店街にある空き店舗(約百平方メートル)を使い、30cm角と50cm角のボックス30個を並べ、上・中・下段別に月額4000-7000円で貸し出す。契約者はオリジナル商品から手作り雑貨までを好きなものを並べて委託販売する。
スペースの他にショーケース30cm四方16枠(1カ月3000円)、平台が30cm四方で15枠(同2000円)、販売ブース(約4平方メートル、1日8000円)、ギャラリー(約10平方メートル、1日3000円)。また、マネギン3体(1体1カ月1000円)、ハンガー200本(1本1月200円)。
ボックスの契約は1カ月行進。出展商品に動きがない場合、6カ月をめどに街づくり山口と競技し、撤去する。販売手数料は売り上げの2割。問合せ:街づくり山口(083-925-2300)。
- <山口新聞0529'08> (DATE END)
- ●お寺で子どもたちが田植え、美祢市秋芳町 T080881 (DATE HEAD)
- 美祢市秋芳町(旧秋芳町)の嘉方の明教寺で0526'08地元の小学生が田植えをおこなった。子どもたちに農業体験をしてもらい命の大切さや食について学んでもらおうと5年前からお寺が続けている。
当日は、小学校の運動会の振替休日に当たり、子ども10人と住職が参加、近くの農家の人の指導を受け、苗を手植えした。
オタマジャクシが泳ぐ水田に素足で入った子どもたちは、泥の感触におおはしゃぎ。昔の農具で水田の表面に線を引き、小分けにした苗を手に植えていった。
9月下旬に稲刈り、11月にはもち米でもちつきをする予定。
- <山口新聞0527'08> (DATE END)
- ●絶滅危惧種の花を探す会、美祢市 T080882 (DATE HEAD)
- 美祢市の秋吉台で0601'08自然観察会「幻の花ムラサキを訪ねて」が開かれる。県のレッドデータブックに絶滅危惧種として掲載されているムラサキ科の多年草「ムラサキ」を探したり、フナバラソウ(ガガイモ科)、ウツボグサ(ソシ科)、クララ(マメ科)、オカトラノオ(サクラソウ科)などを観察する。
10:00から15:00まで。カルストロードの長者カ森駐車場に集合し、天然記念物の碑、地獄谷、良悟松のコースを歩く。弁当や飲み物は持参のこと。雨天中止。問合せ:秋吉台科学博物館(0837-62-0640)。
- <山口新聞0529'08> (DATE END)
- ●矯正展、美祢市 T080883 (DATE HEAD)
- 美祢市の豊田前町の美祢社会復帰促進センターで0525'08美祢矯正展が開かれ、全国の受刑者が制作した木工家具、陶芸品の展示販売と地元住民によるバザーが開かれた。
この日は、受刑者の収容棟に入れる施設見学があり、多くの応募者から選ばれた約120人が刑務官の案内で受刑者が寝起きする個室や監視システムの説明を受け、職業訓練を紹介するコーナーを訪れた。
昼食は、受刑者が食べているものと同じ「美祢定食」の試食会があった。この日のメニューは麦飯、ハンバーグ、コンソメスープ、副菜2品。提供されたのは受刑者への予備のもの。
施設内に併設する一般向けの食堂でも1日20食限定(370円)で提供されている。
美祢社会復帰促進センターは現在、600人(定員千人)、全国で初めて民間資本を活用した官民協同の刑務所。
- <山口新聞0526'08> (DATE END)
- ●再生自転車を贈る、宇部市 T080884 (DATE HEAD)
- 宇部市は、0528'08宇部市常盤台の山口大学工学部や大学院に通学する私費留学する学生に再生した自転車11台を贈った。再生した自転車を贈る事業は1996年から続けられている。
沖宇部にある市リサイクルプラザではごみとして自転車が回収されてくるが、その自転車の部品を交換するなどで修理しており、2007年度は3回収600台のうち200台が再生された。
この日は韓国、中国、ラオスから留学している男女11人がリサイクルプラザを訪れ、修理して新品に生まれ変わった自転車を受け取った。
- <山口新聞0529'08> (DATE END)
- ●偽ブランド所持で逮捕、山陽小野田市 T080885 (DATE HEAD)
- 小野田署は、偽ブランド品を販売目的で所持していたとして0530'08下関市神田町の衣料雑貨販売店経営者(52)を商標法違反の疑いで逮捕した。
調べでは、下関市竹崎町の自分の店で海外高級ブランド(シャネル)の偽ブランドTシャツなど14点を所持していた疑い。店内には、偽の財布、アクセサリーなどがあった。押収した偽ブランド品は約110点にも及ぶ。
- <山口新聞0531'08> (DATE END)
- ●家族で田植え、下関市豊田町 T080886 (DATE HEAD)
- 下関市の豊田町(旧豊田町)の殿敷の高熊地区が企画した「ふくろうの里農業体験」が0525'08あり、町内外の家族連れや地元農家ら約60人が田植えを通して交流した。
参加者は、広さ10アールの水田にもち米の苗の植えつけに挑戦。裸足になって水田に入り、腰をかがめて一列に並び、苗を植えていった。苗は10月に収穫し、年末にもちをつく予定。
来月はサツマイモを植える予定。
- <山口新聞0527'08> (DATE END)
- ●蛍ちくわを発売、下関市豊田町 T080887 (DATE HEAD)
- 下関市豊田町(旧豊田町)の道の駅「蛍街道西ノ市」で蛍ちくわが新発売された。
製造元の宇部蒲鉾などによると竹炭パウダーを入れた黒色に染まったすり身にチェーダーチーズを混ぜて焼き上げたもの。初夏の夜空に舞うホタルの光をイメージした。価格は5本入り630円。
- <山口新聞0529'08> (DATE END)
- ●濃霧の中で海難事故が多発、下関市 T080888 (DATE HEAD)
- 関門海峡で韓国籍の貨物船「ゴールデン・ボヤージ」と「ワーヤン・グローリー」が0527'08の07:00頃衝突。両方の乗組員には被害がなかった。
同日09:00頃響灘でタグボートが台船を曳航していたところ、ワイヤーロープが地元の漁船に当たり船体が二つに割れた。乗組員には病院に運ばれたが命に別状はなかった。
同日の04:00頃下関市彦島浦町約950m沖でリベリア船籍のケミカルタンカー「ファルコン」が航路標識にブイに接触、ブイの一部が壊れた。同船は横浜から韓国へ向かう途中で、航路を外れブイと接触したらしい。
- <山口新聞0528'08> (DATE END)
- ●イオンの従業員と近隣住民がJR下関駅周辺を清掃、下関市 T080889 (DATE HEAD)
- 下関市のJR下関駅周辺でイオングループの従業員や近隣住民約300人が参加して、清掃活動がおこなわれた。イオン創業250年を記念して展開している日本縦断クリーンキャンペーンの一環。
参加者はゴミ袋を手におそろいのTシャツを着て空缶やタバコの吸い殻を拾い集めた。キャンペーンは全国を2ルートで縦断しており、沖縄から北上するルートに入る中国地方では初めての活動。
- <山口新聞0601'08> (DATE END)
- ●高齢者を狙った催眠商法で逮捕、下関市 T080890 (DATE HEAD)
- 下関市の長府署は、販売目的を告げずに勧誘し、寝具販売をしていたとして特定証取法違反の疑いで0528'08までに販売員の男4人を逮捕した。逮捕したのは、佐賀県鳥栖市元町、自称寝具販売会社「マルコー」の店員。
調べでは4人は共謀して0411'08下関市幡生町の路上で、寝具販売の勧誘を告げずに女性2人を駐車場に設けたテントに誘い込んだ疑い。
テント内では、最初ティッシュペーパーや包丁を無料で配った後、「今なら布団がお買得です」などと寝具一式を30万円で販売する契約を切り出していたらしい。テントの中は外から見えないようになっていたという。
- <山口新聞0529'08> (DATE END)
- ●ボートパークの船舶損傷市側は争う構え、下関市 T080891 (DATE HEAD)
- 下関市営の小型船舶係留所に係留中のボートが台風被害で損傷したのは、市の責任だとして、利用者7人が約2600万円の損害賠償を求めた訴訟の第一回口頭弁論が地裁下関支部で0528'08あり、市は「船舶は利用者が自主的に管理すべき」などとして争う姿勢を示した。
係留していた利用者1人のプレジャーボートが2005年9月、3人は2006年9月に台風で被災、転覆または沈没した船体を引き上げ、船体が損傷。
「ボートパークは湾奥からの強風など特有の状況がある」と指摘、「市は十分な調査をせずにボートパークを設置し、被害を防止するための防波堤を作らなかった」というのが提訴理由。
市側は、「事前に十分な調査、検討しており、瑕疵(かし)はない」と主張。「ボートパークの使用料は区画を使用する対価にとどまる。個々の船舶のの管理は市がおこなうものではない」と述べている。
- <山口新聞0529'08> (DATE END)
- ●B型肝炎で集団提訴、下関市 T080892 (DATE HEAD)
- 乳幼児期の集団予防接種で注射器を使い回してB型肝炎ウィルスに感染したとして北海道、山口、九州など12都道府県の患者33人が国に総額11億7千万の損害賠償を求める訴えを0530'08札幌、広島、鳥取、福岡の地裁 に起した。3月の札幌地裁に続く提訴。福岡地裁では母子感染による患者3人の提訴も含まれる。
福岡地裁に提訴した下関市の男性(48)は実名を公表して一刻も早い解決を訴えた。販売業の営業マンだったこの男性は2月に突然下血し、体がだるく、立っていても脂汗が出るような日が続いた。入院して検査してもらうと慢性肝炎と判明。原因は何だろうと思っていると、翌日の新聞で札幌地裁でのB型肝炎訴訟の提訴を記事を目にした。九州の訴訟の説明会に参加し、多くの被害者を目の当たりにして原告に加わることにしたという。
- <山口新聞0531'08> (DATE END)
- ●湯本温泉でゆかたまつり、長門市 T080893 (DATE HEAD)
- 長門市の湯本温泉の12の旅館、ホテルで0616'08から9月末まで女性客が浴衣を着用すると特典がつく「ゆかたまつり」が開催される。
ゆかたまつり宿泊プランを利用すると、女性(中学生以上)には、浴衣、帯、下駄の三点がプレゼントされ、男性(20歳以上)はビールと発泡酒のセットがサービスされる。
湯本温泉は、恋人の聖地にも認定され、恋かなうまちとしての取り組みを進めている。
期間中は、週末を中心に△「山口どこでも紙芝居」(7、8月の日曜日・祝日、9月の日曜日に実施)、△「ホタル観賞会」(6月中旬までに)、△音信川をキャンドルで彩る「あかり道」(6〜9月の日曜日)、△「おとずれ夜市」(毎月第一日曜日)、△旅館の若だんながドリンクなどでもてなす「若だんなホット屋台」、△「川辺の小さな音楽会」ーなどが予定されている。
「音信りばふりお」は毎日点灯する。
また、夏(0701〜09末)限定でJR新山口駅と湯本温泉を結ぶ貸し切りバス「ラブスパ号」を運行する。片道大人二千円、子供千円。問合せ:湯本温泉旅館協同組合(0837-25-3611)。
- <山口新聞0531'08> (DATE END)
- ●綿の種を播く、長門市 T080894 (DATE HEAD)
- 長門市の俵山の黒川地区で0525'08綿の種蒔き体験があり、市内9家族22人が種蒔(たねまき)を体験した。
休耕田9アールに長靴で入った参加者は、1mおきに穿けた深さ3cmの穴にていねいに種を1粒づつ入れ土を被せていった。
綿の収穫は10-11月頃。「収穫にもぜひ参加して、実際の綿に触れて欲しい」と主催者の黒川夢プラン実行委員会の委員長は述べている。秋には収穫体験を予定している。
- <山口新聞0527'08> (DATE END)
- ●巻貝ヒメゾウクラゲが漂着、萩市 T080895 (DATE HEAD)
- 萩市の萩博物館は、日本海で遊泳性の巻貝のヒメゾウクラゲが見つかったと発表した。
見つかったのは、阿武町の筒尾の県外海第二栽培漁業センターの職員が場内の岸壁そばの海面で透明でクラゲのような奇妙な生物が一匹泳いでいるのを発見し、萩博物館に知らせた。
博物館から研究員がセンターにかけつけ、さらに2匹を見つけ、譲り受け博物館に持ち帰った。調べた結果、ヒメゾウクラゲと判明した。ヒメゾウクラゲは世界中の暖かい海を浮遊して暮す生物。捕獲した一番大きいものは体長が6cmだった。
ヒメゾウクラゲの目撃例は県内では2000年以前にはほとんどなく、2006年に萩市大島、2007年に阿武町筒尾で発見された記録がある。
- <山口新聞0528'08> (DATE END)
- ●学生が採血器具を使い回し、山口県 T080896 (DATE HEAD)
- 山口県は、県立大学(山口市)と衛生看護学院(防府市)で実習の際、採血器具が複数の学生の間で使い回されていることが判ったと0530'08発表した。全国的に採血器具の使い回しが問題になっていることから、調査した。
県立大は、1997年度から本年度までの看護、栄養学科の880人、衛生看護学院では2月に第二看護学科二年生36人が使い回していた。現在のところ健康被害の報告は出ていない。
この採血器具は、個人が使用するもので、学生は実習で自分の血糖値を計測した。検査の都度、針を交換し、器具の周辺をアルコールで消毒していた。ひとつの器具で4人から26人(県立大)、16人(学院)で使っていたという。
山口県は、県内の医療機関など1650施設にたいして独自の実態調査を始めた。
- <山口新聞0531'08> (DATE END)
- ●再処理工場下に活断層、青森県 T080897 (DATE HEAD)
- 青森県六ヶ所村の使用済み核燃料の再処理工場がる核燃料サイクル施設の直下に、これまで未発見だった長さ15km以上に及ぶ活断層がある可能性が高いとの研究が0524'08東洋大学の地形学の教授の研究で分かった。
この活断層は「大陸棚外縁断層」とつながっている可能性があり、その場合断層の長さが合計約百kmに達し、マグニチュード8クラスの地震が起きる可能性がある。
日本原燃はM6.9(新潟県中越沖地震と同じ規模)の直下型地震を想定しても「施設の安全性は確認されている」と国に報告しているが、今回の調査で「耐振性を再検討すべきだ」と同教授が指摘している。
この調査結果は、0525から千葉県千葉市で開かれる日本地球惑星科学連合大会で発表する。
教授らは、サイクル施設周辺で露出した断層や地形を調査、東の太平洋の沿岸の陸側で、約幅1-2km、長さ15kmのたわんだ地形を見つけた。原燃による地下探査データと照合したところ、地下には地表のたわみと位置と幅を一致する傾いた地層がみられる。
教授は「地表のたわみが断層活動による隆起でできたことを示す証拠だ」として、一連の地形を活断層によるものと判断。
西側に傾斜した逆断層の存在が読み取れ、断層面はサイクル施設の直下まで延びているとみられる。また、大陸棚外縁断層の南端が延びる方向がこの断層と一致しており、両者はつながっている疑いが強いとしている。
- <山口新聞0525'08> (DATE END)
- ●現金輸送車1億円窃盗で日通元社員を逮捕、北海道 T080898 (DATE HEAD)
- 北海道札幌市の日本通運札幌警送支店の現金輸送車の現金1億1500万円が4月盗まれた事件で北海道警は、0530'08窃盗容疑で元契約社員の男(26)と共犯の元社員の男(24)の逮捕状を取った。
現金郵送車は、0401'08、60代の契約社員と社員1人の合計2人で乗務して支店を出発、スーパーや金融機関など合計二十数カ所を回り、20:00頃支店に戻ったが、現金1億1500万円が紛失してることに気づいた。
警察では、両容疑者が合鍵を使って、二人が輸送車を離れた隙を狙って現金を持ち去ったものとみられる。容疑者二人は事件の起きる前日に同社を退職している。
- <山口新聞0531'08> (DATE END)
- ●後期高齢者医療費請求書を誤発送の恐れ T080899 (DATE HEAD)
- 4月から始まった後期高齢者医療制度で本来なら9月末まで保険料を支払う必要のない人に6月以降も都道府県の広域連合から保険料の納付の書が発送される恐れが出てきた。
政府管掌や健康保険組合の扶養家族として加入していた約200万人は半年間の保険料の納付が凍結されているが、凍結対象外の「本人」として加入していた人と区別できないケースがあり、納付書が届いたことで保険料を支払ってしまうなど新たな混乱を呼びそうだ。
本人(7月から保険料支払いが必要)と扶養家族(保険の半年間の凍結)を分ける必要があるが、制度を運営する広域連合に政府健保の適用事業所の一部から本人と扶養家族の情報が届いておらず、広域連合では区別がつかないという。
広域連合では「扶養家族だった人は保険料を振り込まずに連絡して欲しい」と注意を促す文書を同封する方針。
- <山口新聞0527'08> (DATE END)
- ●分子標的療法のトシリズマブの適応拡大、 T080900 (DATE HEAD)
- 大阪大学が開発したキャッスルマン病の治療薬「トシリズマブ」(商品名:アクテムラ)の適応拡大が承認され、6月半ばから三つの病気に使えるようになる。
使用が認められているのは、関節リウマチ、多関節型と全身型の若年性突発性関節炎で、従来の治療で効果がない場合。関節リウマチと多関節型は2週間、全身型は4週間おきの点滴で投与する。
これらの病気は、免疫に関係するタンパク質のサイトカインのインターロイキン6(IL6)が体内で産出され、関節などの細胞の受容体に結合、炎症を起すことが分かっていた。
トシリズマブは、IL6が取りつく前に受容体に取りつくことでIL6の作用を抑える製剤。IL6を発見した阪大の岸本忠三教授や西本憲弘教授らが開発、発熱や貧血が起きるキャッスルマン病の治療薬として2005年に承認・販売された。
若年性突発性関節炎は、15歳以下で発症し症状が6週間以上続く原因不明の病気。患者は小児10万人当たり8.8人、全国で1700人と推計されている。多関節型の症状は大人の関節リウマチと症状が煮ている。
一方、全身型は関節炎の他に全身症状が出て1日のうちに40度近い熱と平熱を繰り返す「弛張(しちょう)熱」、ピンク色の発疹、肝臓や脾臓の腫れなどが特徴。
治療は、非ステロイド系抗炎症剤(NSAAIDs)や抗リウマチ薬メトトレキサート、ステロイド剤などでおこなうが、薬が効かずマクロファージ活性化症候群という重大な合併症になると数日で死亡することもある。
トシリズマブを用いた治療では、高熱が半年続いた5歳児の場合、投与翌日には熱が下がり、CRPも5-11から0.1に減少、1週間後には0になった。
56人が参加(15歳以下で全身型が発症の2歳-19歳)した治験の結果、CRPの改善は86%(46人)、改善した43人を2つのグループに分け12週間の盲検の結果、投与群では75%の改善がみられ、偽薬投与の13%とは差があった。また関節の破壊された軟骨が再生するなど予想していなかった現象もあり、炎症を完璧に抑えているようだと治験をした教授は述べている。
トシリズマブの副作用としては、急激なアレルギー反応であるアナフィラキシーショックの恐れもあり、十分に観察しながら投与する必要があるという。また、全身型の3割は、白血病や感染症、敗血症など他の病気の誤診である例が多い。このため、トシリズマブは、緊急時の対応ができる病院でリウマチの専門医や学会の研修を受けた医師がおこない、前例調査に協力する事が条件になっている。
- <山口新聞0526'08> (DATE END)
- ●若者らが組合結成 T080901 (DATE HEAD)
- 神奈川県の相模原市のガソリンスタンドにアルバイトとして勤めていた男性(28)が仲間と三人で組合を結成した。勤務時間の削減に抗議するためだった。ところが、会社は経営悪化を理由に三人を解雇した。
会社側は交渉は続けていると言い、未加入だった雇用保険の手続きをおこなうなど誠意を見せているが、解雇の撤回は受け入れられず、労働審判に持ち込む準備をしている。
コンビニエンスストアに勤める東京都八王子市の女性(28)は入社9カ月で正社員の店長になったところ、手取り29万円だった給料が21万円になった。そればかりでなく労働時間が月300時間に上り、眠れぬ日々が続き一昨年休職してからだった。
誰でも入れる「首都圏青年ユニオン」に加入、「名ばかり管理職」として働かされたとして残業代約400万円余りの支払いを会社に求める訴訟を起した。
5月上旬都内で「自由と生存のメーデー」のデモがおこなわれ、参加者は昨年の倍近い千人。若者が企画した独立系のメーデーデモや集会は札幌、仙台、名古屋、熊本など全国10カ所で以上で開かれた。
「派遣ユニオン」では組合を作りたいという派遣労働者からの相談が急増しており、同ユニオンの支援でここ1年余りで新たに10組合が結成されたという。
- <山口新聞0601'08> (DATE END)
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- ●旧庁舎の不要物を売却、岩国市 T080902 (DATE HEAD)
- 岩国市は、新庁舎移転に際して不要になった旧庁舎の物品を売却する入札会を開き、0603'08には担当職員が売却物品を旧庁舎と旧食堂に並べた。
入札会は、0607'08の09:00から13:00まで開かれる。旧庁舎正面玄関で受け付けをしたあと、展示会場で閲覧・入札をおこなう。最低入札価格は事前に公開される。
14:00に開札し、旧庁舎会議室で結果発表、代金支払いのち、落札物品が引き渡される。引き渡しは0608'08にもおこなわれる。
- <山口新聞0604'08> (DATE END)
- ●基地機能強化反対集会に2000人、岩国市 T080903 (DATE HEAD)
- 岩国市の米軍海兵隊基地の近くで0601'08基地機能が強化に反対する集会が開かれ、中国4県から約2000人(主催者発表)が集まった。
「6・1米軍岩国基地機能強化反対集会」(連合山口、連合中国ブロック、山口平和運動フォーラム主催)の中で、連合山口会長代行墓「政府のやり方には憤りを感じる。(中略)これまで以上に基地機能強化に断固反対しなければならない」と訴えた。また民主県連代表の平岡衆院議員は「岩国基地をNLP(夜間発着訓練)施設にすることを受け入れなければ再編交付金をカットしてくる可能性が残されている」と指摘した。
井原勝介前岩国市長からのメッセージが紹介された後、集会決議が採択され、「日米関係を重視する立場を今後も維持するが、これまで以上の米軍岩国基地機能強化に断固反対する」とした。
集会の後、参加者全員が基地北側をデモ行進。基地に向かって「岩国基地機能強化反対」「艦載機移転反対」「住民の不安なくせ」とシュプレヒコールを挙げた。
- <山口新聞0602'08> (DATE END)
- ●米兵強姦事件、岩国市 T080904 (DATE HEAD)
- 岩国市の米海兵隊基地の海兵隊員4人が広島市で昨年の10月13-14日ダンスイベントで知り合った女性を車に連れ込んで暴行したとみられる事件について、5月から始まった軍法会議は、兵長(20)について「不法な性的接触があった」との認識に留まり、懲役2年と不名誉除隊を言いわたした。
また司法取引に応じた一等軍曹(35)は、強姦そのものの追訴が取り下げられ、懲役1年8カ月の判決が言い渡された。どちらも強姦についてはいずれも不問になった形だ。
- <山口新聞0602'08> (DATE END)
- ●錦帯橋で昼の鵜飼い、岩国市 T080905 (DATE HEAD)
- 岩国市の横山の錦帯橋の錦川で0607'08昼の鵜飼いが始まり、錦帯橋の周辺でお座敷船や屋形船が浮かび、太陽の下で鵜飼いを見物した。
昨シーズンから鵜飼いが会社組織が運営を始め、今年から土、日、祝日に昼の鵜飼いを開催することになった。
0607'08昼の鵜飼いの初日は、下関市から女性団体客20人や香港から観光客2人を含めた約45人が5隻に分乗。う舟にのった鵜匠が見事な手綱さばきで7羽の鵜を操る姿を見学した。
昼の鵜飼いは、正午に屋形船に乗船、鵜飼いの始まる13:00まで川風の中で持参した弁当などを食べる。予約制で料金は大人2000円(夜は3500円)、小学生以下1500円(同2600円)。貸し切りは別料金。問合せ・申し込み:錦帯橋鵜飼振興(0827-28-2877)。
- <山口新聞0608'08> (DATE END)
- ●アマモ場再生に協力、柳井南中学校 T080906 (DATE HEAD)
- 柳井市の伊保庄の柳井南中学校の三年生24人は、県漁協柳井支店の青壮年部の組合員が0603'08伊保庄の海岸でおこなったアマモの種子の採取を手伝った。
柳井市の沖のアマモ場は水質環境の変化などで10年前に較べ大幅に消失している。魚の産卵場や稚魚の育成場となっているアマモ場を造成しようと青壮年部の組合員がアマモの種子を1万粒集め、阿月沖に播いた。今年の春には約60本が発芽しているのが判った。
南中の三年生は、県水産事務所の職員からアマモ場の重要性や再生対策について説明を受けた後、約1.5km離れた海岸に移動、干潮で浅くなっているアマモ場で壮青年部の組合員10人とともに稲穂状になっている種子を採取した。
種子は、一カ月の間海中に吊し成熟させ、秋まで山口市の県水産センターで保管。11月に柳井市沖に播くという。
- <山口新聞0604'08> (DATE END)
- ●田植え体験、余田小学校 T080907 (DATE HEAD)
- 柳井市の余田の余田小学校で0605'08五、六年生20人が田植えをおこなった。
学校支援ボランティア7人に手伝ってもらい200平方メートルの水田にもち米の苗を植えた。子どもたちは素足になって田んぼに入り、苗二、三本を一緒に植えた。
五年生は田植えが初めてとあって「泥の感触がひんやりして気持ちがいい」「秋の収穫が楽しみ」と話していた。
子どもたちは、稲の生育を観察し、雑草の草取りをおこない、10月の稲刈りを楽しみに待つ。12月のうふれあい集会ではもちをついて学校支援ボランティアや保護者と一緒に食べる予定。
- <山口新聞0607'08> (DATE END)
- ●カブトガニの幼生を放流、平生町 T080908 (DATE HEAD)
- 平生町は、平生湾のカブトガニを守ろうと0601'08ケアハウスガーデンで親子カブトガニ教室を開催、親子50人が参加した。
教室では、町の企画課の課長補佐が「一億年前から形を変えずに生きている、生きた化石と呼ばれている」と説明。県東部唯一の生息地である平生湾での減少について、「干潟の環境の変化や砂地が減少したのが原因。町は人工産卵場の造成や幼生放流などで保護活動を進めている」と話した。
子どもたちは、大井川河口に移り、昨年夏に採取した卵をふ化させた幼生を人工産卵場近くに放流した。約7ミリメートルに成長した幼生600匹に「大きくなれよ」と声をかけていた。
- <山口新聞0603'08> (DATE END)
- ●子どもたちが泥んこ遊びを楽しむ、田布施西小学校 T080909 (DATE HEAD)
- 田布施町の田布施西小学校の五、六年生55人が0605'08学校の近くふれあい田約10アールで泥んこ遊びを楽しんだ。豊かな体験活動推進事業校の事業の一環。
子どもたちは、水着に水泳帽、ゴーグル、厚手の靴下を身につけて参加した。子どもたちは、田んぼの中を走り回って宝探しやワラで作った玉でドッジボールを楽しみ、俵奪いでは、全身泥だらけになって米俵を奪いあった。
0612'08農業体験として同じ田んぼで古代米の田植えをする前の行事。
- <山口新聞0606'08> (DATE END)
- ●ハナショウブで「しょうぶ祭」、光市 T080910 (DATE HEAD)
- 光市の室積の冠山総合公園で初夏を告げるハナショウブが咲き、0608'08から「しょうぶ祭」が開かれる。
公園内には、肥後種の「千鳥」、「千年(ちとせ)の友」「誰(た)が袖」、花びらの縁がピンクに染まる変わり花「八重水車」など2500本が植えられている。今月中旬が見ごろ。
0607'08には開園時間を20:30まで延長し、夜のライトアップをおこなう。18:30からお菓子のつかみ取り(小学生以下が対象)、19:00には南米民族音楽グループ「ロス・コイジス」やシンガーソングライターの武田裕也さんのライブ(雨天中止)を予定している。
公園研修室では、0607と0608の両日山野草展を開催。0608は11:00から花木販売所で苗木百円くじ(百本限定)、13:30から研修室前で山野草のオークションもある。問合せ:冠山総合公園(0833-74-3311)。
- <山口新聞0605'08> (DATE END)
- ●素足で田植え、岩田小学校 T080911 (DATE HEAD)
- 光市(旧大和町)の岩田小学校で0604'08もち米の田植えをした。
五年生32人は、田起しから稲の収穫までを通して稲作を学ぶ総合学習の一環の活動。
子どもたちは、地区の老人クラブの会員から手ほどきを受け、手足を泥だらけにしてマンゲツモチの苗を植えた。
秋には、稲刈り、はぜかけ、稲こきを体験し、農作業の大変さをまなぶ。
- <山口新聞0607'08> (DATE END)
- ●室内温水レジャープールが営業を開始、下松市 T080912 (DATE HEAD)
- 下松市の平田のくだまつ健康パークにある県内最大規模の室内温水レジャープールが0607'08今シーズンの営業を始めた。0831'08まで。当面は土日のみで、0719'08から毎日営業をする。
初日は入場料金が子どもから大人まで1人が300円に値下げされたこともあり、多くの入場者が訪れた。この日の売り上げの一部は下松市や周南市の社会福祉施設に寄付する。
約2400平方メートルの屋内には一周約180メートルの流れるプールや人工的に波を起すプールなど4種類の室内プールがあるほか、3種類のウォータースライダーがあり、開閉式の大ドームがあり、雨天の日でも楽しめる。
- <山口新聞0608'08> (DATE END)
- ●健康を祈願して茅の輪くぐり、周南市 T080913 (DATE HEAD)
- 周南市(旧徳山市)の遠石神社で0601'08夏の無病息災を祈る「茅の輪くぐり」が始まった。初日は日曜日とあって宮参りの親子連れで賑わった。0630'08まで。
茅の輪くぐりは、茅の輪を八の字にくぐると病気をせずに夏を越すことができるという。参拝客は、直径2mの茅(かや)で作った輪をくぐると、本殿でお祓いを受けていた。
- <山口新聞0602'08> (DATE END)
- ●各地でホタルまつり、周南市 T080914 (DATE HEAD)
- 周南市北部の各地区でホタルが舞い始め、ホタルまつりが相次いでいる。
川上ダム上流の大道理地区では、0613、0614の両日、大道理公民館周辺で小川沿いの「ホタルロード」に灯篭をたて、散策できる。
和田地区は、0607'08の15:00から和田公民館一帯で俳句会やほたる篭作りをおこなう。
鹿野地区は、0614'08の18:00からせせらぎ豊鹿野パークに露店が並ぶ。
長穂地区は、0614'08の17:00から長穂小学校で恒例の「ほたるのくす球割り」が20:30からある。
鹿野地区、0621'08の18:00から大畑小学校グラウンドで歌謡ショーや福引きも。
- <山口新聞0607'08> (DATE END)
- ●工場からアンモニアガスが流出、周南市 T080915 (DATE HEAD)
- 周南市(旧新南陽市)の総合化学メーカーの東ソー南陽事業所で塩化アンモニウム分解塔上部付近から煙が出ているのを従業員が発見した。分解塔と接続部分付近からアンモニアガスが噴出しているため操業を中止した。怪我人はなかった。
現場は、エチレンアミンを製造するプラントで、分解塔で塩化アンモニウムをアンモニアと塩化ナトリウムに分解する。
漏れたアンモニアガスは事業所の消防車が水をかけ回収した。環境への影響はないという。
- <山口新聞0605'08> (DATE END)
- ●防府天満宮で梅ちぎり、防府市 T080916 (DATE HEAD)
- 防府市の松崎町の防府天満宮で0604'08梅ちぎりがおこなわれ、5人の巫女と敬神婦人会の会員50人、双葉幼稚園の年長組の園児19人が参加した。
巫女たちは、ていねいに梅の実を収穫、園児は巫女に梅の実の収穫の仕方を教えてもらい、低いところの実を収穫した。
収穫した梅の実は、神殿に供え、塩漬けして保存、祈願者への「お福梅」や正月の参拝客への「梅茶」などに用いる。
- <山口新聞0605'08> (DATE END)
- ●伝統の女子学生騎馬戦、山口県立大学 T080917 (DATE HEAD)
- 山口市の桜畠の山口県立大学で0607'08学園祭「水無月祭」があり、大学グラウンドでは伝統の女子騎馬戦があり、一年生が熱戦を繰り広げた。
騎馬戦は、看護栄養、国際文化、社会福祉の各学部対抗戦でおこなわれ、6チーム190人が出場した。女子学生はチームごとに円陣を組み、気勢をあげ、4人1組で騎馬を組んでピストルの合図とともに相手に走り寄った。互いに間合いを取りながら隙を狙い、取っ組み合いになりながら相手の帽子を奪いあった。
- <山口新聞0608'08> (DATE END)
- ●プール開きを前に掃除、上郷小学校 T080918 (DATE HEAD)
- 山口市(旧小郡町)の上郷小学校で0602'08六年生と五年生の児童116人がプール開きを前に一年間使わなかったプールに溜まった汚れをきれいにした。
小雨が降るなか、水着とTシャツ姿で水を抜いたプールに入り、底に溜まった泥や水あかをモップでこすり、落ち葉やゴミをバケツで拾い集めた。
小学校では0606'08にプール開きをおこなう。
- <山口新聞0603'08> (DATE END)
- ●田んぼでビーチバレー大会、山口市 T080919 (DATE HEAD)
- 山口市の大歳(おおとし)で0601'08泥んこビーチバレーボール大会が開かれ、市内から20チーム、約120人が出場した。
小学生の部と中学生以上の大人の部に分かれ、競技を開始した。子どもの部はトーナメント形式でおこない、大人の部は3ブロックに分かれてリーグ戦と決勝トーナメントで戦った。
参加者は泥に足をとられながら一生懸命にボールを追い、全身泥だらけになりながら熱戦を繰り広げた。
田植え前の水田を利用して親子の触れ合いやきずなを深め、普段は立ち入る機会のない水田に入り、豊作を祈願しようと大歳小学校のおやじガンバル会が昨年から実施している。
- <山口新聞0603'08> (DATE END)
- ●祇園囃の練習が始まる、山口市 T080920 (DATE HEAD)
- 山口市内の八坂神社の夏祭り「山口祇園祭り」(0720-0727'08)で神幸の先頭を務める祇園囃(ぎおんばやし)の練習が0606'08の夜から始まった。
山口市の下堅小路の山口ふるさと伝統総合センターで今後毎週1回練習を重ねる この夜、祇園囃のはやしかたのメンバー約30人のうち、小学生から50代後半までの約20人が集まった。
- <山口新聞0608'08> (DATE END)
- ●市史を26年ぶりに発刊、山口市 T080921 (DATE HEAD)
- 山口市では2002年度に着手した市史「史料編」の初めての配本となる「史料編 近世I」が0609'08から発売される。資料集めから始まった編さん事業は6年目にして第一巻の慣行にこぎつけた。山口市の市史の発刊は1982年以来26年ぶり。
「近世I」は近世専門部会(部会長田中誠二山大教授)、A5判、1512ページ、布クロス張りの製本。販売は7000円。市役所文化振興課で発売、郵送、各総合支所で予約販売する。
「近世I」は江戸時代の山口のまちをまとめたもので、当時の行政区域の「山口宰判(さいばん)」「小郡宰判(さいばん)」の動きを知る基本資料となる「宰判本控(もとびかえ)」を中心に紹介している。また山口五社のひとつ多賀社大宮司の日記「多賀社日記」や山口町屋敷の小村絵図など当時の社会を説明する重要資料も採録している。
見て分かりやすいように「山口市街古図」と「幕末山口市街図」も付けた。古文書が多いため、編さん委員の木部和昭山大教授と森下徹山大教授による解説「近世山口の町と村」(約50ページ)。
本年度は「民俗・金石」を刊行予定。
- <山口新聞0605'08> (DATE END)
- ●子育ての拠点が完成、山口市 T080922 (DATE HEAD)
- 山口市の吉敷に地域の子育て支援の拠点となる吉敷つどいの広場「楽楽楽(ららら)」が設置され、0607'08関係者が出席して記念式典がおこなわれる。市内に支援拠点が整備されるのは、嘉川の「しゅっぽっぽ」、大殿の「きら◇キラ」に次いで3カ所目。
昨年、子どもを持つ若い両親が集う親子サロンが4回開かれ、約30組が参加した。交流の場のニーズがあると認識された。吉敷地区でも支援拠点を持とうと機運が盛り上がった。
「楽楽楽」が設置されたのは、良城小学校のすぐ西隣の民家。平屋建て97平方メートル。
開館日は、毎週月・水・金曜日、10:00〜15:00まで。スタッフは16人で抗体で2人以上が常駐するように運営していく。利用時間は1回百円。
運営の開始は0610'08から。事業は子育て中の親子の交流、子育てにかんする相談・援助。子育て情報提供など。
- <山口新聞0607'08> (DATE END)
- ●サンショウウオが見つかる、山口市 T080923 (DATE HEAD)
- 山口市黒川の水田の用水路に天然記念物のオオサンショウウオが1匹が見つかった。この地区では今まで2回発見されている。
中国道の高架下付近で交通整備をしていた男性ガードマンが用水路のくぼみで発見。体調は約80cmで焦茶色に黒色の斑点が入っており、後足の片側に指がない。
下関市立水族館の「海響館」によると、体の特徴から成体らしい。夜行性で川の上・中流域・に生息。カニや魚を食べ、大雨で河川が増水しない限りは下流に現れないという。
- <山口新聞0608'08> (DATE END)
- ●三笠産業が新工場、山口市 T080924 (DATE HEAD)
- 山口市(旧小郡町)の小郡下郷の農薬製造や農業資材販売の「三笠産業」が超微粉技術を応用した食品事業に乗り出すことになり、山口市佐山の山口テクノパークに新工場を建設するため0602'08山口市と新事業所建設を定に調印した。
現在、他社に委託している野菜の乾燥校庭を自社設備で賄い、乾燥から微粉化までの一貫工程で仕上げる。
約2億円を投資し、11月末からの稼働を目指す。当初は十従業員5人で月産10トンの野菜パウダーの生産をおこなう。3年後は10人体制で30トンの生産を見込んでいる。
野菜パウダーは現在、カボチャやニンジン、ゴボウなど12種類、将来は休耕田を使って栽培も手がける予定。
- <山口新聞0603'08> (DATE END)
- ●マスとウナギのつかみ取り、美祢市 T080925 (DATE HEAD)
- 美祢市のカルスト台地秋吉台にある秋吉台家族旅行村で0601'08恒例の「マスとウナギのつかみ取り」が開催され、県内各地や北九州市などから家族連れやグループ合計428人が参加した。
家族旅行村にある「じゃぶじゃぶ池」にマス1700匹、ウナギ100匹、アユ400匹が放され、子どもたちはスタートの合図で池に入り、水しぶきを上げ服をびしょびしょにしながら魚を追った。
捕まえた魚は、バーベキュー広場で塩焼きしたり、蒲焼きなどにして昼食を楽しんだ。
- <山口新聞0602'08> (DATE END)
- ●梅の摘み取り288kg、高泊小学校 T080926 (DATE HEAD)
- 山陽小野田市の高泊小学校で0603'08全校児童と保護者が参加して梅もぎ行事がおこなわれた。
学校の敷地には、30本の梅の木が植えられており丸々と熟れた梅の実を職員が棒で落としたり、子どもたちが手でもいだりして合計288kgの収穫があった。
この日収穫した梅の実はクラスで均等に分け、家に持ち帰ったり、梅サワーを作るクラスもあった。
- <山口新聞0604'08> (DATE END)
- ●厚狭小学校でサツマイモ植える、山陽小野田市 T080927 (DATE HEAD)
- 山陽小野田市の厚狭の厚狭小学校で0606'08二年生102人が校内の農園にさつまいものつるを植えた。
栽培したサツマイモとジャガイモを使って新しいお菓子や料理を考案しようという試み「交流した農」。今年は、中学生からパッケージのデザインを募集したり、新しいレシピを考案して特産品づくりに結びつける予定。
- <山口新聞0607'08> (DATE END)
- ●クエの歯磨き、海響館 T080928 (DATE HEAD)
- 下関市の水族館・海響館で虫歯予防デーの0604'08クエの歯を磨くイヘントがあった。クエは本州以南に生息する黒い大きな魚で刺身や鍋の具材に使う高級魚。
海響館には体長約1m、体重約30kgの4匹がいる。職員が潜り餌を使っておびき寄せ、口を大きくさせ特殊な歯ブラシで磨いてやった。
- <山口新聞0605'08> (DATE END)
- ●貫頭衣を着て田植え、神玉小学校 T080929 (DATE HEAD)
- 下関市の豊北町(旧豊北町)の神田上の神玉小学校で0605'08農業体験があり、近くの土井ヶ浜遺跡の人類学ミュージアムの水田約300平方メートルで田植えをした。
子どもたちは、弥生人と同じ貫頭衣を身にまとい、赤米の苗を植えた。四年生までは、ひもや田植え定規を使い苗を植えていったが、高学年は道具を使わず、弥生人同様に自分の感覚だけで植えていった。
秋には自分たちで収穫し、学校給食で食べる予定。
- <山口新聞0606'08> (DATE END)
- ●ホタルサミット開催、下関市豊田町 T080930 (DATE HEAD)
- 下関市の豊田町(旧豊田町)の矢田の豊田生涯学習センターで0620'08に全国6市町が集まり「2008ほたるサミット下関」が開かれる。
フォーラムではホタルと共生したまちづくりに向け討論する。各自治体の取り組み発表や保護活動、環境教育について意見を交換する。フォーラムのオープニングでは西市小学校の児童がミュージカルを披露する。
参加する自治体は、△北九州市、△岡山県真庭市、△和歌山県紀の川市、△滋賀県米原市、△愛知県阿久比町と同市の6市町。
ほたるサミット下関の開催に合せ、ホタルの生態について理解を深めてもらう「下関市ほたるマスター検定」も豊田図書館で実施される。「ホタルにかんする検定は全国でも珍しいのではないか」と受験を呼びかけている。
試験時間は30分でさまざまな分野からホタルにかんする知識を問う。回答は三択方式。初級15問、中級10問、上級5問の計25問。受験者には事前にテキスト「下関のホタル」で勉強してもらう。上級問題はテキスト以外から出題される。
正答率に応じて「市ほたるマスター認定証」を授与。26問以上正解でAランク、25-21問正解でBランク、20-15問以上正解でCランク。ランクに応じて木屋川を下る豊田町名物「ホタル舟」の補助員体験などの特典がある。
サミット終了後に合格発表。受験料は無料。定員は先着百人。問合せ:ほたるサミット事務局(083-766-1055)。
- <山口新聞0604'08> (DATE END)
- ●絶滅危惧種のカラスバトの生息数が増加、下関市 T080931 (DATE HEAD)
- 国の天然記念物のカラスバトの生息数が増加していることが0607'08分かった。NPO法人「ものせき自然生態系サポートワーク」の発表。
下関市の離島の蓋井島では2004年1月に約70羽の生息が確認されていたが、餌となる実がつく樹木が台風で倒れ30羽まで減少した。絶滅を防ぐためにNPO法人が保護活動に乗り出した。月二回の給餌と調査を続けたところ、40羽まで回復した。
- <山口新聞0608'08> (DATE END)
- ●梅を収穫・加工へ、下関市 T080932 (DATE HEAD)
- 下関市の長府の毛利邸で0606'08職員が梅の実の収穫をおこなった。
白梅や紅梅、しだれ梅など約25本が植えられている梅林や書院庭園では、好天に恵まれたこの日職員が梅の実をていねいに収穫した。収穫した梅は約30kgにのぼり、梅シロップに加工するため氷砂糖に入れ熟成させる。
夏場に振舞われる梅シロップは、今年は2005年から2007年に収穫した物を使うという梅シロップは、8月の土日限定で先着30人の希望者に振舞われる。
- <山口新聞0607'08> (DATE END)
- ●以東底引き網漁業新会社発足、下関市 T080933 (DATE HEAD)
- 下関漁港を拠点に沖合い底引き網漁業をおこなう新会社「下関漁業」が0606'08大手マルハニチロの子会社の出資で発足した。
新会社は資本金が1億円。マルハニチロホールディングスの子会社大洋エーアンドエフが70%、県以東機底船底曳網漁協と下関中央市場が15%づつ出資した。
本社は下関漁港ビル内に置かれ、非常勤の社長に大洋エーアンドエフの久川博専務、常勤の専務に漁協の宮本光炬代表理事が就任した。大手水産会社が地域の漁業に出資するのは初めてという。
下関を基地とする以東底引き漁は1組2隻でおこない、対馬近海で底引き網漁をする。最盛期の1985年には24組が出漁したが、1990年代から経費がかさみ、水揚げも減少し、漁価の伸び悩みなどで相次ぎ、現在9組まで減少している。
山口県は、国の漁船漁業構造改革総合対策事業を導入、下関地域プロジェクト協議会を設立し第2回協議会で承認された。
- <山口新聞0607'08> (DATE END)
- ●ご当地ソングのレコードを20年ぶりに発見、下関市 T080934 (DATE HEAD)
- 長年探していたご当地ソングを20年以上探し続けていた下関市のレコード研究家の男性(70)がけ、このたびついにレーコードを発見した。
この楽曲について分かっていたのは、歌手は国会議員を務めた石田一松、曲名には「馬関」という名称が入っていた昭和初年の歌謡曲だということ。
この男性はレコード同好誌に投稿し、情報提供をよびかけていたところ、今年の2月下関市の文化財保護課を通して「『馬関の年増』というレコードを持っているが歌詞が聞き取れない」という問い合せがあった。
その際、歌詞だけでなく、録音日時が1930年、作詞したのは佐々木すぐる、作曲したのは前田勇であることが判った。
歌詞の中に「門司」「馬関」という言葉が出てくるのでレコード研究家の男性は「下関の歌を残さなければ」という思いから送ってもらったカセットテープを起しCDにした。「炭坑の町で生まれた女性の苦しみや下関の歴史などいろいろなことが凝縮された曲。多くの人に聞いてもらいたい」と話している。
- <山口新聞0606'08> (DATE END)
- ●個人情報376人分を紛失、下関市 T080935 (DATE HEAD)
- 下関市の豊前田町の海峡メッセ下関で0531'08中国電力が開いた「オール電化体感フェア」で回収したアンケート用紙の一部を紛失した。アンケート用紙には住所、名前、電話番号などの個人情報が記されていた。中国電力下関営業所は最大で376人分の個人情報が含まれていた書類を紛失したと0604'08発表した。
- <山口新聞0605'08> (DATE END)
- ●知人の住所を使い麻薬を密輸、下関市 T080936 (DATE HEAD)
- 下関署は、外国郵便を使って錠剤型麻薬(MDMA)800錠を下関市の知人の住所に送ったとして大阪府中区島之内の飲食店営業の男(50)を麻取法違反(輸入禁止)の疑いで0604'08逮捕した。男は容疑を否認している。
- <山口新聞0605'08> (DATE END)
- ●援助交際狩りの少年に無期求刑、下関市 T080937 (DATE HEAD)
- 下関市などの少年のグループが北九州市の門司港で2007年1月男性を呼び出し海に転落させ死亡させた「援交狩り」事件で強盗致死罪などに問われた当時19歳の少年(20)にたいして0605'08福岡地裁小倉支部で検察側は無期懲役を求刑した。
論告で検察側は、「援助交際をしようとした被害者の弱みにつけ込んだ計画的で卑劣な犯行」と指摘した。
一方弁護側は最終弁論で「被害者が自から海に飛び込んだ可能性がある」と刑の減刑を求めた。
- <山口新聞0606'08> (DATE END)
- ●採血器具の使い回しが明らかに、下関市 T080938 (DATE HEAD)
- 個人的な採血に使用する採血器具が県内でも糖尿病患者にたいして使い回しがあったことが判った。いずれも、採血針は、患者ごとに交換しており、皮膚に触れる部分は消毒していた。
下関市の市立豊田中央病院角島診療所、同神玉診療所が糖尿病患者77人に使用(角島34人、神玉43人)していた。うち2人が肝炎以外の病気で死亡しており、残り75人について下関市は肝炎の感染の検査を実施する。
この問題については、柳井市でも使い回しが明らかになった。離島の平郡東の平郡診療所で採血器具の使い回しが判った。2006年11月17日から2008年5月26日までの間糖尿病患者16人に使い回しされていた。
また柳井市の旧大畠町で健康相談の際にも使い回しがおこなわれた。2001年度から2004年度までの糖尿病相談の血糖値検査で、該当者は16人ですでに1人死亡している。柳井市では本人の同意を得て肝炎の検査をする。
これまで山口県では県立大学(山口市)と周南市の診療所で使い回しが発覚した。
- <山口新聞0606'08> (DATE END)
- ●日置農高に直売所、長門市 T080939 (DATE HEAD)
- 長門市(旧日置町)の日置上の日置農業高校の敷地内に0604'08生徒が栽培した農産物や校内で作った加工品などを販売する農産物直売所がオープンした。来年2月までの水曜日13:30から1時間開店する。
直販所の運営は、食品の加工、仕入れ、販売、会計処理、接客など一連の業務を学ぶことを目的に、生活科学科の二年生が総合実習の一環として1991年から取り組んでいる。
直販所では、農産物や草花苗、卵、ベーコン、オレンジジュース、パンなどを販売する。販売を担当するのは食品製造・流通専攻の生徒8人。
初日は、近所の人など大勢が買物に集まり、加工品や卵、野菜などを次々と買い求めていった。
- <山口新聞0605'08> (DATE END)
- ●歌舞伎ゼミナール、長門市 T080940 (DATE HEAD)
- 長門市のルネッサながとで0601'08「ながと歌舞伎ゼミナール」が開かれ、県内外から熱心な歌舞伎ファン500人が参加した。
市川猿之助門下の市川笑三郎ら3人による実演解説があり、参加者は楽しみながら歌舞伎を理解した。
実演に先立ち、元博多座の総支配人が歌舞伎の歴史や観賞法を解説した。
実演解説では、役者が登場する花道床が昇降するセリなどの舞台装置について実際に動かしながら説明。また、演技の途中で動きを止め形を決める「みえ」や女形の笑三郎が女性の動きを実演した。
- <山口新聞0602'08> (DATE END)
- ●和船競漕を実演、萩市 T080941 (DATE HEAD)
- 萩市の橋本川の下流域で0601'08伝統の和船競漕「おしくらごう」が開かれ、川岸になどに13,000人が集まり観戦した。おしくらごうは、毛利藩の水軍の訓練としておこなわれたもの。
この日は3隻が出艇。和船の上には締めこみ姿の7人が乗り、5本の櫓(ろ)と3本の櫂(かい)を操り、河口近くにかかる常盤大橋から玉江橋までを往復する約2kmのコースで早さを競い合った。3隻はスタートと同時に水しぶきをあげて勇壮に疾走し、川岸の観客から多きな声援を受けた。
中学生の部には、男子7チーム、女子3チームが参加した。一般の部には10チームが出場。400mの直線コースで早さを競った。
- <山口新聞0603'08> (DATE END)
- ●田町商店街で高校生が店開き、萩商工高校 T080942 (DATE HEAD)
- 萩市の田町商店街で0605'08萩商工高校の生徒が「FIND A NEW WAY」をオープンする。7、8月を除いて11月までほぼ毎週木曜日に14:00-16:30まで開店する。
商店は、地域産業との連携、協力のあり方などを学ぶ研究活動で、商品の仕入れから陳列、販売、管理、経営など店舗経営全般を体験学習する。国際情報科と総合ビジネス科の三年生10人が運営する。
商品は市内の農家から仕入れた野菜をはじめ、日置農業高校で加工したジャム、オレンジジュース、切り花など多くの商品が並ぶ。また、萩商工高校の生徒が地元の井上商店街と商品開発したワカメのふりかけ、瀬付きの鯵のシュウマイなども揃えて応対する。問合せ:萩商工高校(0838-22-0034)。
- <山口新聞0606'08> (DATE END)
- ●アユ解禁、山口県 T080943 (DATE HEAD)
- 県内のほとんどの河川では0601'08アユ釣りの解禁になり、釣り人が早朝から川に釣りにやってきた。
下関市の豊北町を流れる粟野川でも解禁を待ちわびていた釣り人らがあちこちで竿を投げ入れた。粟野川は今年は、海水温の上昇などの影響して遡上(そじょう)するアユが例年より少ないとみられ、型は15cm前後だという。
- <山口新聞0602'08> (DATE END)
- ●政務調査費の領収書添付64%、山口県議会 T080944 (DATE HEAD)
- 山口県議会は0602'08政務調査費(2007年度)の収支報告書を公開した。
一昨年度から一件5万円以上の支出については領収書の添付を義務付けている。支出総額は1億9464万円あり、領収書を添付していたのは64.2%の1億2496万円だった。県議会は本年度からすべての支出について領収書の添付を義務づけている。
政務調査費は、議員報酬とは別に調査研究を目的にして月額35万円を支給している。政務調査費を全額使い切らなかった場合は、残金全額を返さなければならない。13人が合計約590万円を返還。
支出の内訳は事務所職員の給与なとに充てる人件費が最も多く、6730万円余り。次いで議員の活動を紹介する広報費(18.9%)の3678万円余り、事務所の家賃などの事務所費(14.4%)3799万円余りだった。
- <山口新聞0603'08> (DATE END)
- ●非正規労働者支援センター設置、連合山口 T080945 (DATE HEAD)
- 連合山口は、パートや派遣、契約などの非正規雇用労働者を支援する「非正規労働センター」を山口市緑町の山口県労働者福祉文化センター内に設置した。
非正規労働者は、全国で1700万人を超え、全雇用者の34%以上を占め、県内でも増加傾向があり全雇用者の30%を超えているとみられる。
非正規雇用者の雇用不安や貧困問題が広がっているとして、雇用不安の解消と賃金や労働条件の底上げ・改善などを支援するためセンターの設置を決めた。
センターでは電話相談や面接で非正規雇用の労働者から相談に応じる。組合がない事業所のの労働者や個人でも加入できる労働組合組織「ユニオン」の結成を検討。不正解雇など事業主との工厰が必要な相談者にはユニオンへの加盟を呼びかけ、交渉の代理人的な役割を果すことにしている。
- <山口新聞0603'08> (DATE END)
- ●リストカットなどの自傷行為の実態、文科省 T080946 (DATE HEAD)
- 文科省が日本学校保健会で委託した2006年度の保健室利用状況調査によると、リストカツトなどの自傷行為の実態が分かった。
過去1年間に養護教員が子どもの自傷行為を把握したことがある小学校は9%だったが、中学校は73%、高校は82%と大幅に上昇した。自傷比率は児童生徒千人あたり小学校の0.2人にたいして、中学校3.7人、高校3.3人。
自傷行為に伴うことが多いとされる摂食障碍についても小学校8%、中学校38%、高校63%と学校段階が進むとともに把握した割合が増えている。
児童虐待については反対に、小学校が37%でもっとも高く、中学校が36%、高校が19%と成長とともに減少している。
子どもの心の問題に対応するために、文科省はスクールカウンセラーの配置を促進。中学校は90%の学校がスクールカウンセラーを確保している。高校では42%、小学校25%に留まり、取り組みに差があった。また配置済みの学校でも養護教員とカウンセラーが定期的な打ち合わせをしているのは小学校で2校で1校、中高校では3校に2校程度、連携はかならずしも十分とはいえない。
- <山口新聞0608'08> (DATE END)
- ●近畿・東海・関東甲信が梅雨入り T080947 (DATE HEAD)
- 気象庁は、0602'08近畿、東海、関東甲信地方が梅雨入りしたと発表した。近畿地方は昨年より4日早く、東海地方と関東甲信地方はそれぞれ6日早い梅雨入り。先月22日沖縄と奄美地方が梅雨入りした。
- <山口新聞0603'08> (DATE END)
- ●NHK大河ドラマ再来年は「龍馬伝」、NHK T080948 (DATE HEAD)
- NHK(日本放送協会)は、2010年に放送する大河ドラマは、福田靖さんがオリジナル脚本による「龍馬伝」を制作すると発表した。坂本龍馬を主人公にした大河ドラマは1968年の「竜馬がゆく」以来。
幕末期、高知、長崎、京都などを舞台に、犬猿の仲で不可能とされていた「薩長同盟」を結ばせ、倒幕・維新につながる道を開いた坂本龍馬と、同郷の出身者で三菱財閥の基礎を気づいた岩崎弥太郎の目から見た新しい龍馬像を描く。
福田靖さんはこれまで民放で「HERO」「ガリレオ」などの手がけたが、大河ドラマは初めて。「魅力的な龍馬をつくっていきたい」と抱負を述べた。
- <山口新聞0606'08> (DATE END)
- ●フィリピン人と日本人の子どもの国籍に違憲判決、最高裁 T080949 (DATE HEAD)
- 未婚のフィリピン人女性と日本人男性の子どもで、出生後に男性から認知を受けた10人の子どもたち(フィリピン国籍)が日本国籍を求めた2件の上告審で、0604'08最高裁大法廷は、婚姻を国籍取得の要件とする国籍条項について「不合理な差別で、法の下の平等を定めた憲法に反する。子の被る不利益は看過し難い」と違憲判断を示し、原告敗訴の二審判決を破棄し、原告の日本国籍を認める逆転敗訴が確定した。婚外子をめぐる差別に関係する最高裁判決は初めて。原告は、関東、東海地方に住む8-14歳の男女。
国籍法は、母が外国人、父が日本人の場合、父が生後認知した子どもは父母が結婚すれば日本国籍を認め、非婚の場合は認めないと規定している。
判決は、1984年の法改正で「婚姻」を指標とすることに合理性があったと認めた。しかし、婚外子の増加など家族の実態の多様性を踏まえ、「婚姻で日本との密接な結びつきの強弱は測れず、今日では必ずしも実態に適合しない」と指摘。外国では婚外子への差別的取り扱いを解消する方向にあることなどを挙げ、原告が国籍取得を届け出た当時(2003年と2005年)は「不合理な差別だった」と結論づけた。
- <山口新聞0605'08> (DATE END)
- ●起訴事実否認裁判で無罪率2.9%過去最高 T080950 (DATE HEAD)
- 刑事裁判で起訴事実を否認した場合、一審の無罪率が昨年過去最高2.9%に上ったことが、最高裁刑事局の集計で0602'08判った。
無罪率は、1998年から2002年まで1.2-1.9%までを推移したが、2003年以降は2%台になり、2006年には2.6%に達した。
昨年一審無罪になったのは、鹿児島県議選をめぐる選挙違反事件(志布志事件)の12人の他、保険金目的で母と娘二人を殺害したとして死刑を求刑された被告(広島地裁)、二人が死亡した火事で放火罪に問われた被告ら(大阪地裁)で裁判では自白調書の任意性や信用性が争われた。
- <山口新聞0603'08> (DATE END)
- ●氷室冴子さんが死去、北海道 T080951 (DATE HEAD)
- 少女小説家の氷室冴子さん(51)が0606'08の09:00肺がんのため死去した。北海道の出身。
大学生だった1977年「さようならアルルカン」で青春新人賞に佳作入選してデビュー。集英社のコバルト文庫から数々のベストセラーを生み出した。代表作に学園コメディ「クララ白書」「海がきこえる」など。漫画化、アニメ化した作品も多い。エッセーに「冴子の東京物語」がある。
- <山口新聞0607'08> (DATE END)
- ●産廃の放射能データも改竄、石原産業 T080952 (DATE HEAD)
- 化学メーカーの石原産業(大阪)について三重県は0603'08産廃の放射能データを改竄して民間処分場などへ搬入していたと発表した。
チタン製造で出る産廃について、通達では放射能量を一定以下に抑えることが義務付けられている。しかし、チタンを扱っている石原産業は、排出された産廃が国が定める自主管理基準を超え、倍以上あるものもあったという。
三重県によると、放射能量改竄は、三重県の処分場一カ所への搬出のみとしていたが、調査したところ1991年以降基準を超えた産廃を5カ所の処分場に搬出していた。
石原産業は、農薬の製造のため毒ガスにも使われる「ホスゲン」を無届けで製造し、捜索を受けているものの、時効で告訴を断念した。
三重県は「同社の企業体質が変わるまで強く指導する」とさらに不法投棄やデータ改竄の実態を調べる。
- <山口新聞0604'08> (DATE END)
- ●違法派遣で課長を逮捕、グッドウィル T080953 (DATE HEAD)
- 違法派遣をおこなったとして警視庁は0603'08日雇い派遣大手のグッドウィルの課長3人を逮捕した。
事件の発端は、2007年2月グッドウィルから港湾運輸関連会社東和リース(東京)に派遣され、東京都江東区のふ頭で働いていた20代の男性が事故に遭い左足を骨折した。ところが、これは東和リースが別の港湾運送会社に派遣した二重派遣のケースだった。
警視庁は2007年1月グッドウィル本社を家宅捜査したが、あくまでも東和リースによる二重派遣の関係先としての強制捜査だった。労働者派遣法違反の疑いでグッドウィル幹部の立件を目指したが、派遣先(東和リース)からの二重派遣を、グッドウィルの派遣としてとらえるのは法的に難しく、労働者派遣法違反の適用を断念。二重派遣をグッドウィル幹部が把握しながら、手助けしたという職安法違反の幇助に切り替えた。
労働者派遣法は、罰金刑以上の有罪判決が確定した場合、派遣事業許可を取り消せると規定しており、捜査や裁判の結果次第では派遣事業からの撤退をグッドウィルは余儀なくされる。
労働者派遣法が認める対象業務は、1886年の施行当時は、通訳など専門性が高い13業務だったが、1996年には26業務に拡大。1999年には原則自由化され、2003年には製造業への派遣が解禁された。しかし、一方では労災事故が増加している。労働者の労災事故はここ数年は約13万人と横ばい状態だが、派遣労働者は2005年が2437人、2007年には5885人と急増している。
- <山口新聞0604'08> (DATE END)
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- ●コンビニ強盗の市職員を懲戒免職、岩国市 T080954 (DATE HEAD)
- 岩国市の錦総合支所の市職員の男(32)が0603'08の未明広島県廿日市市の津田のコンビニエンスストアで包丁を経営者に突き出し、現金を奪おうとしたが、包丁を奪われ失敗、その後経営者に軽傷を負わせた疑いで0611'08に廿日市署に逮捕された。市職員の男は、パチンコによる多額の借金があったという。
岩国市は、公務員としての信用失墜行為をおこなったとしてこの男性職員を0617'08懲戒免職処分にした。また指導責任があるとして、錦総合支所長と総務部長を減給10分の1(2カ月)、総合支所の副使課長を同(1カ月)、市職員課長を戒告の懲戒処分とした。
市長は、市民のみなさまには心から深くおわびしますと0617'08の議会で陳謝し、自らは減給10分の1(1カ月)、副市長も同じくを申し出た。
- <山口新聞0618'08> (DATE END)
- ●鵜飼いの観覧船が進水、岩国市 T080955 (DATE HEAD)
- 岩国市の横山の「錦帯橋の鵜飼い」を運営している「錦川鵜飼振興」は、0618'08新造船を進水させた。これで2隻目。
ヒノキとスギを船材にし、船内は掘りごたつ式になっており、冬期は雪見障子を取り付けることができる屋形船で長さ11メートル、幅2.4メートル建造費は約300万円。
進水式では、安全祈願祭の後、福崎社長が挨拶し、「吉香丸」と命名した。
- <山口新聞0619'08> (DATE END)
- ●電気を盗み逮捕、岩国市 T080956 (DATE HEAD)
- 岩国市で電気の供給を止められ無断で電気を使用していたとして市内麻里府の鉄鋼紙業の男(43)が窃盗の疑いで逮捕された。
男は0515'08電気の供給を止められたが、自宅玄関横にある電力計に電気受給線をつなぎ、電気100kw/h(約2000円相当)を無断で使用した疑い。男は数カ月にわたり電気代を滞納していた。
電気を止めてから連絡もなく、不審に思った電力会社の職員が男の自宅を訪れたところ、電力計のメーターが回っていたため発覚した。
- <山口新聞0620'08> (DATE END)
- ●イワシ網漁の民具を展示、周防大島町 T080957 (DATE HEAD)
- 周防大島町の久賀の久賀歴史民俗資料館で、江戸時代から続けられているイワシ網漁の漁具が展示、イワシ網漁を紹介する「海の漁具展」を開催している。7月末まで。
周防大島町では、江戸時代から2隻のひき船で長さ500mにも及ぶ大網を曳くアワシ網漁が盛んだった。毛利藩もイワシ網漁の許可を得た「お立浦(たてうら)」が安下庄(あげのしょう)と久賀(くか)の2カ所にあり、現在も浮島(うかしま)周辺でイワシ網漁をおこなっている。
展示会では、イワシ網漁の模型の他、網につけられた浮きの樽(たる)や獲ったイワシを茹でた後、天日で干す竹製のカゴなどが展示されている。
入場料は大人400円、小中学生200円。開館時間は09:00-16:30。休館は月曜日。問合せ:周防大島自然体感クラブ(0820-72-1875)。
- <山口新聞0617'08> (DATE END)
- ●夏至の日にキャンドルナイト、柳井市・田布施町 T080958 (DATE HEAD)
- 夏至の日(6月21日)の夜に電気を消してスローライフな夜を体験しようという全国イベント「百万人のキャンドルナイト」の協賛行事が柳井市と田布施町で開かれる。
柳井市では、市民グループ「キャンドルでまちづかい」が白壁ふれあい広場で、日没から20:30まで500個のあんどんを点灯する。あんどんの和紙に描かれた金魚が浮か上がる。
田布施町では、ハゼの実ロウ復活委員会が田布施川沿いのハミングロードで開催。08:30から10:00までハゼの実から作った和ろうそくのキャンドル300本を点灯する。県内で活躍するゴスペルグループ「WISH」のミニコンサートもある。
- <山口新聞0620'08> (DATE END)
- ●白壁の街並み観光客数9万5900人に、柳井市 T080959 (DATE HEAD)
- 柳井市の刊行名所の「白壁の街並み」を訪れた2007年度の観光客数は前年度よりも7.4%増の95,900人に達したことが分かった。観光客数の内訳は、家族客が68,000人で22.6%増、一方団体客は27,900人で21.2%減だった。
個人観光客の増加は、昨年7月にオープンしたアクセサリー店「きらら」が出店したことや夏場のJRディスティネーションキャンペーンのプレイベントの開催が寄与したとみられる。とくに7月〜9月までの月別観光客数でもそれぞれ1万人を超え、例年の2、3倍に達した。
団体客の減少は、昨年開園したやまぐちフラワーランドで団体客が増えた反動で例年並みに落ち着いた。団体客が増えたのは、広島県、岡山県。減少したのは、福岡県、愛媛県、関西、関東などだった。
- <山口新聞0617'08> (DATE END)
- ●アスパラガスの摘み取り体験会、柳井市 T080960 (DATE HEAD)
- 柳井市の日積でアスパラガスの摘み取り体験会が0705'08に開かれ、主催の農事組合法人「あいさいの里」が参加者を募集している。
農事法人は4年前から50アールの畑でアスパラガスを栽培している。栽培には、マルチシートで雑草の生育を防止し、黄色蛍光灯を夜間に点灯し害虫被害の防止に努め、安全・安心の野菜作りに取り組み毎年5トンを出荷している。収穫体験会は「あいさいの里」ファンを増やそうと今回初めて体験会を開いた。
体験会は、10:00に日積大里のJA南すおう日積ライスセンターに集合。周辺のアスパラ栽培ほ場に向かう。体験会は、アスパラガスだけでなく、タマネギなどの収穫体験も。収穫した野菜は参会者に持ち帰ってもらう。正午に終了予定。
参加費は無料、定員は30人。小学生以下は保護者同伴のこと。持参物は作業可能な服装と軍手、長靴。申し込みは0625'08まで。申し込みは、山口県田布施農林事務所内の田布施地域食と緑と水の県民フォーラム実行委員会事務局(0820-52-2801)。
- <山口新聞0618'08> (DATE END)
- ●中電から新たに4億円の寄付を受け入れ、上関町 T080961 (DATE HEAD)
- 上関町は、上関町に原発建設計画を進める中国電力から寄付金5億円の受け入れと同町室津で今年1月から掘削していた上関海峡温泉(仮称)の財源を確保したことを0617'08町議会で明らかにした。寄付金は昨年夏の3億円に次いで二回目。柏原町長によると2度目の寄付は0319'08にあった。
中国電力上関調査事務所はこの寄付について「原発と共存共栄が基本理念の町の振興に協力するため」としている。上関町ではこの寄付を4つの基金、庁舎建設、ささえあい、財政調整、公共施設建設に積み立てた。
この寄付にたいして、原発建設反対派は「これから中電が申請する保安林解除など諸手続にたいする前渡し寄付だ。町民の犠牲の上に成り立つ町になる」と反発している。
上関海峡温泉の掘削については、昨年夏の寄付件を財源に4月中旬約千メートルの深度に達し、深度700メートルから千メールトにかけて多量の地下水が出ることを確認した。
5月上旬の揚湯試験では日量130〜150トンを確保。温度は36.2度でナトリウムや塩化物を含む温泉に該当していることが分かった。
- <山口新聞0618'08> (DATE END)
- ●原発着工へ県へ埋立願書を提出、中国電力 T080962 (DATE HEAD)
- 上関町で原子力発電所の建設を計画している中国電力は、0617'08発電所の敷地を造成するため海面を埋め立る公有水面埋め立て免許の願書を県柳井土木建設事務所に提出した。中電は、審査が終わり次第、年度内にも埋立工事に入る予定。
中電の上関調査事務所によると、造成する発電所敷地は約33万平方メートル。そのうち海面埋め立てで14万平方メートル。原子炉が建設される発電所敷地と御排水の取水口、排水口の三カ所。
埋め立て区域は、最大水深が約10メートル、海岸から最長250メートル。海面の埋め立ての際は海域の汚濁防止のための幕を張る。工期は3年間。
県では、願書を審査した後、3週間にわたって一般縦覧し、審査は数カ月かかるとみられる。中電は、審査後保安林の解除などの許認可を得て、年度内にも埋め立て工事に着手する予定。
- <山口新聞0618'08> (DATE END)
- ●ヘアーメイクライブ、下松市 T080963 (DATE HEAD)
- 下松市のスターピアくだまつで0615'08ヘアーメイクライブがあり、周南市の若宮町のYICビューティモード専門学校の学生が日頃の授業の成果を発表、高校生約370人が訪れ、専門家を目指す学生のステージを見つめた。
今回4回目となる催しでは、美容学科とトータルビューティ学科の学生が混成チームを作り、テーマごとにヘアメークを施したモデル役の学生が髪型を披露した。また、県内に勤める若手スタイリストによるヘアメークのパフォーマンスも催された。
- <山口新聞0617'08> (DATE END)
- ●首のない猫の死体が放置、下松高校 T080964 (DATE HEAD)
- 下松市の下松高校で0617'08投稿してきた高校生が首のない猫の死体が放置されているのを見つけた。通報を受けた下松署は、動物愛護法違反の疑いで捜査している。
猫の遺骸は、正門からから約28m入った路上に置いてあり、首は鋭利な刃物のようなもので切り取られている。
同校では生徒に登下校の際注意するように呼びかけている。
- <山口新聞0618'08> (DATE END)
- ●一年生を対象に仲間づくり講座、下松高校 T080965 (DATE HEAD)
- 下松市の若宮町の下松高校で0620'08一年生を対象に「仲間づくり講座」が開かれた。
高校生の仲間づくりを支援し、中退防止や不登校の生徒の支援を目的とする「仲間づくり指導講師招へい事業」の一環。
岩国短期大学の幼児教育教育学科の山縣明人教授(52)が身体表現活動を通して感性の大切さを訴えた。相手に触るなどの言語以外の手段でコミュニケーションを図り、表現力や感性を養う「クリエイィブムーブメント」を指導。
生徒たちは互いにハイタッチを繰り返したり、集団で手をつなぎウェーブなどの動きを体験した。
山縣教授は「感じる力を育てること、自分を素直に表現することが重要」と訴えた。
- <山口新聞0621'08> (DATE END)
- ●中元商戦の決起大会、近鉄松下 T080966 (DATE HEAD)
- 周南市(旧徳山市)の近鉄松下百貨店で0620'08中元商戦の総決起集会があり、社員150人が本館6階のギフトセンターに集合。外商、営業、総務各部の代表3人が売り上げ目標達成を宣言した。
- <山口新聞0621'08> (DATE END)
- ●配管破裂事故で書類送検3人、周南市 T080967 (DATE HEAD)
- 周南市の南成町の総合化学メーカーの東ソー・ファインケムで昨年12月プラントの配管が破裂して作業をしていた運転員4人が重軽傷を負った事故で周南署は男性係員(56)ら2人を業務上過失傷害の疑いで地検周南支部へ書類送検した。
2007年2月3日の17:00頃プラント機器の点検整備後、プラントの立ち挙げ作業中、安全管理に必要な措置を怠り、事故を起し、運転員ら4人にやけどを負わせた。
立ち上げ作業中、「ドン」という爆発音がしたが、配管を洗浄したり、乾燥するなどの措置をせず、作業を続けさせた。配管内に残っていたブラスチック原料「トリエチルアルミニウム」が水と反応して事故が起きたとみられる。
- <山口新聞0617'08> (DATE END)
- ●東ソーに談合破りで賠償命令270万円、仙台地裁 T080968 (DATE HEAD)
- 清掃工場への納入する消石灰の入札をめぐり、談合を破ったとする制裁で消石灰の仕入れを妨害されたとして、青森県八戸市の石灰製造販売会社「田中石灰タンカル工業」が、総合化学メーカーの東ソーと男性社員を相手取り、約400万円の損害賠償請求を求めた訴訟の判決で、仙台地裁は0616'08東ソーに約270万円の支払いを命じた。
原告会社側が談合があったとする説明について、裁判長は「信用できる」と認定。「(仕入れをさせないよう)申し入れをした事実が推認できる」とし、「公正かつ自由な取引を不当に制限した行為で、取引の機会奪った損害は救済すべきだ」と述べた。
判決によると、原告会社は東ソーの社員に2005年4月取引先数社から消石灰を売らないように申し入れられ、東北地区の業者からの調達を断念。他の業者から従来の価格の仕入れ価格の2倍で仕入れた。東ソー側は判決にたいし、「妾腹し難いので控訴する」と表明した。
- <山口新聞0617'08> (DATE END)
- ●大雨で遠石八幡宮の斜面が崩れる、周南市 T080969 (DATE HEAD)
- 山口県内は0620'08活発な梅雨前線の影響で中部や東部で局地的に激しい雨が降った。0619'08の00:00からの降り始めからの降水量は、下松市で187mm(18:00現在)、岩国市長野山や山口市で170mmを超えた。
周南市(旧徳山市)の遠石八幡宮の西側の斜面が高さ8m、幅3mにわたって土砂が崩れ、駐車場へ続く道を塞いだ。
- <山口新聞0621'08> (DATE END)
- ●収穫が楽しみ田植え体験、佐波小学校 T080970 (DATE HEAD)
- 防府市の佐波小学校で0618'08学校近くの水田で農業体験があり、五年生81人が田植えを経験した。
子どもたちは、三班に分かれ1200平方メートルの水田に交代で入り、列をそろえ、ヒノヒカリの苗を植えていった。子どもたちは素足で水田に入ったのは初めてとあって、ヌルヌルした足の感覚を楽しんでいた。
植えた苗の管理は防府土地改良区の人にやってもらい、生育状況を観察しなが、秋には収穫し、総合学習や家庭科の時間に収穫祭をおこなう予定。
- <山口新聞0619'08> (DATE END)
- ●女性主事が共済組合積立金を着服・懲戒処分、防府市 T080971 (DATE HEAD)
- 防府市の航空自衛隊防府北基地内の防衛省共済組合三田尻支部で、元女性主事(60)が親睦団体の共済金約160万円を着服し、3月に懲戒解雇されていたことが0619'08分かった。
基地では、同事件にかかわった女性空士長(26)を停職6日、上司の女性防衛事務官(38)を減給1カ月10分の1の懲戒処分にした。
女性空士長は、2005年8月親睦団体の口座を総合通帳に切り替えた際、団体の代表者らが転勤していたため通帳を渡せなかったために主事に相談。元主事の指示で普通預金払い戻し(解約)請求書を偽造し、元主事が偽装した解約請求書を使って着服した疑い。
昨年7月不正解約が発覚し、警務隊が捜査。元主事は詐欺容疑で、空士長は私文書偽造の疑いで山口地検に送検され、ともに起訴猶予処分となった。
元主事は、着服した金を借金などの返済に充てていたが、全額弁済されている。基地では、元主事が共済組合の職員だったため公表しなかったと述べている。
- <山口新聞0620'08> (DATE END)
- ●児童が考案した駅弁の試食会、興進小学校 T080972 (DATE HEAD)
- 山口市小郡町(旧小郡町)の「小郡駅弁当」は山口市市内の江崎の興進小学校の児童が考案した地産地消の駅弁「ぶちうまい!山口まるごと弁当」を商品化、0620'08学校で試食会をおこう。
この弁当は「おいでませ山口へ、デスティネーションキャンペーン」が始まる0701'08から発売される。現在六年生の26人が四年生の時、社会科の授業で山口県を勉強。県内で収穫される野菜に焦点を当て、その一環でおいしい食材の工夫を全員で考えた。その時民放で放送した地産地消の弁当作りを見て「自分達でも作ろう」という話になり、グループに分かれてメニューを話し合った。
さらに自宅で調理した15品を持ち寄ってさらに検討。最終的に「ぶちうまい!山口まるごと弁当」と名づけた。
小郡既弁当が弁当作りの指導をしたことから、教諭はこのレシピと弁当を成果として届けた。
子どもたちの考案した弁当には、1)はなっこりーのゴマあえ、2)フグのテンプラ、3)長州鶏と美東ゴボウを使ったチキンチキンごぼう、4)阿知須の切り干し大根、5)宇部のかまぼこなど15品のおかずと県産米がご飯が添えられている。価格は千円の予定。
- <山口新聞0620'08> (DATE END)
- ●浴衣の着付け体験、平川中学校 T080973 (DATE HEAD)
- 山口市黒川の平川中学校で0616'08浴衣の着付け教室が開かれ、選択授業で家庭科を選んだ三年生23人の女子生徒が浴衣を着つけてもらった。
日本の伝統的な和服を理解してもらおうと、和装教育国民推進会議山口県支部が浴衣や帯を貸し出している。
生徒たちは、班に分かれ同支部の女性講師から着付けを教わった。生徒たちは慣れない手つきで浴衣を着用していた。
- <山口新聞0617'08> (DATE END)
- ●特産品マコモタケを植えつけ、山口市阿知須 T080974 (DATE HEAD)
- 山口市阿知須地区(旧阿知須町)の特産品のマコモタケ(イネ科)の植えつけが始まった。
マコモタケは、高級食材として中国から輸入されているが、近年水田転作作物として国内でも栽培されるようになった。アスパラガスのように食感とほのかな苦味が特徴で20-30cmに膨らむ茎の付けねを食用にする。
マコモタケは、夏場長さ2mまで成長し、10月の1カ月間のみで収穫され県内のスーパーで販売される。現在の作付け面積は1.2ヘクタールで5-6トンの収穫があるという。阿知須地区の特産のカボチャ「くりまさる」に続く特産品を育成しようという試み。現在、JA山口宇部阿知須営農総合センターが農家に栽培を呼びかけている。
- <山口新聞0619'08> (DATE END)
- ●アジア・アフリカ支援米の田植え、山口市 T080975 (DATE HEAD)
- 山口市の仁保下郷の水田で0621'08アジア・アフリカ支援米の田植えがおこなわ、親子連れ約140人が参加した。「食とみどり、水を守る県労農市民会議」が主催。
参加者は、広さ約20アールの水田に入り、裸足になり慎重な手つきで苗を植えていった。10月には約1トンの収穫を見込む。収穫した米はアフリカのマリ共和国、東南アジアのカンボジアに送るという。
- <山口新聞0622'08> (DATE END)
- ●特産カボチャ・くりまさるのつるを整理、山口市阿知須 T080976 (DATE HEAD)
- 山口市の阿知須地区(旧阿知須町)の「きらら畑」で0621'08特産カボチャのくりまさるのつるの整理「花咲きセレモニー」がおこなわれた。主催はきららふれあいサポータと道の駅きららあじす。
参加した約40人がつるの整理や草取りに汗を流した。参加者は小雨が降る中レインコートを着て、阿知須露土野菜生産物会が用意した畑6アールに入り、つるが延びて別の畑に入らないようにつるを移動させたり、追肥をしたり、くりまさるの下にトレーを置いたりした。
- <山口新聞0622'08> (DATE END)
- ●スポーツクライミング講座、山口市 T080977 (DATE HEAD)
- 山口市秋穂二島の県セミナーパークで0618'08スポーツクライミング講座があり、初心者から愛好者まで約15人が参加した。講座は、県ひとづくり財団と県山岳連盟が毎月一回開いており、今回は12メートルの壁に挑んだ。
参加者は、ホールドと呼ばれる手がかり・足がかりをしっかり握り、重心を移動しながら、バランスを保ち登っていった。
初参加の人は、山歩きが好きだったのでクライミングを開始した人もいて、登り切ると周囲から拍手が起きた。
- <山口新聞0619'08> (DATE END)
- ●秋穂湾で赤潮警報、山口市 T080978 (DATE HEAD)
- 山口市の相穂湾で有毒プランクトン「ヘテロシグマアカシオ」が警報レベル以上が確認されたとして0617'08赤潮警報が発令された。
今後の起床条件では広範囲に拡大し、漁業被害が出る恐れがあり、山口市と県漁協四支店に警戒を呼び掛けた。
今年になって赤潮警報は、周南市の徳山湾(0530)、防府沿岸(0606) に続き三カ所目。警報はいづれも発令中。
- <山口新聞0618'08> (DATE END)
- ●子ども1500人に使い回し、山口市 T080979 (DATE HEAD)
- 山口市の小児科診療所「あゆかわこどもクリニック」は零歳児から18際までの合計1579人に血液検査の際、採血器具を使い回していたことが0616'08までに分かった。針は一人づつ交換して針周辺をアルコール消毒して使っていた。
使い回したのは、クリニックが開業した2006年5月から今年5月末までの期間。6月上旬から対象の子どもの保護者らに郵送で事情を説明し、肝炎ウィルス検査をおこなう予定。採血器具の使い回しを禁止する2006年3月の通達を把握していなかった。
- <山口新聞0617'08> (DATE END)
- ●採血器具の使い回し300人、山口市 T080980 (DATE HEAD)
- 山口市は、問題になっている採血器具の使い回しを300人におこなったと0617'08発表した。
使い回しが判明したのは、市の休日・夜間急病診療所(市内の糸米)と毎年秋に開催する「おごおり健康まつり」で、注射針は使用ごとに交換し、容器をアルコール消毒していたという。
休日・夜間救急診療所では、残っているカルテから2003年4月から今年の5月26日まで11人が該当している。だが「過去10年以上は使っている」という。
おごおり健康まつりは、旧小郡町の1999年から毎年11月3日小郡保健福祉センターで実施、看護グループ「ほほえみの会」が血糖値の検査を実施しており、2005年まで採血器具を使い回していたが、2006年から使い捨てるタイプをしている。不特定多数が集まるイベントなので個人の把握は困難で、市の調査で2003年から2005にかけて291人に実施したことが分かっている。
健康まつりの該当者と思われる人は保健センターへ設置した相談室(083-921-2666)で対応する。
- <山口新聞0618'08> (DATE END)
- ●タクシー代金33万円を払わず逮捕、美祢市 T080981 (DATE HEAD)
- 横浜市から実家のある美祢市までタクシーに乗り乗車料金約33万円を支払わなかった住所不定無職の男(35)が0616'08美祢署に詐欺(無賃乗車)の疑いで逮捕された。
容疑者は0517'08の14:00頃JR横浜駅西口でタクシーに、実家のある美祢市まで行って欲しい乗車した。運転手は運転交代要員を道場させ、高速道路約950kmを走行し、翌日04:00頃中国自動車道・美祢インターチェンジを出て美祢市伊佐町に到着した。
容疑者は「実家に運賃を取りに行くが、飼い犬が吠えると近所迷惑になるのでここで待っていて欲しい」と告げて降車、そのまま戻ってこなかった。
美祢署が指名手配して捜査すると、市内で容疑者を発見、「実家に帰りたかったが、金はなかった」などと容疑を認めている。
- <山口新聞0617'08> (DATE END)
- ●国鉄の急行が走る、美祢線 T080982 (DATE HEAD)
- JR西日本は、山口県内の美祢線と山陰線の仙崎支線に急行の「キハ58型」と「キハ28型」のジーゼル車2両編成で運行する。
7月の運航日は、5日、6日、12日、13日、19日、20日、21日、26日、27日(この日は一般型車両)。8月は、2日、3日、9日、10日、16日、17日、23日、24日、30、31日。9月は、6日、7日、13日、14日、15日、20日、21日、23日、27日、28日。
運行時刻は、厚狭駅09:30、仙崎駅着11:01(途中停車駅は、美祢駅、長門湯本駅、長門市駅)。仙崎駅発11:36、長門市駅11:40。長門市駅発16:30、仙崎駅着16:33。仙崎駅発17:03、厚狭駅着18:15(途中停車駅は、長門市駅、長門湯本駅、美祢駅)。
- <山口新聞0619'08> (DATE END)
- ●秋吉台お花畑プロジェクト、美祢市 T080983 (DATE HEAD)
- 美祢市のカルスト台地秋吉台で草原保全を目的にした草刈りプロジェクト「秋吉台お花畑プロジェクト」が0621'08始まり、美祢市美東町の秋吉台少年自然の家一帯でおこなわれた。
秋吉台で適当に草を刈ることで、稀少の植物の再生を手助けし、植生の多様性を保とうとするもの。また、刈り取った草利用した農産物の生産にも取り組む。昨年に続いて2回目。
山口市から家族連れを始め、地元団体、山陽小野田市の水道局のボランティアなどを合せて25人が参加。ドリーネ耕作地周辺の斜面約千平方メートルで40cm以上に伸びた草を地上10cmまで刈り取っていった。
刈り取った草は、地域の若手農業者が運び出して、堆肥にして野菜を育てたり、家畜の餌に利用する。
次回(0920'08)は花の観賞会や草原でのレクレーションを楽しむほか、「草原保全野菜」を参加者に提供する。
- <山口新聞0622'08> (DATE END)
- ●菊川の水田にアイガモを放鳥、下関市菊川町 T080984 (DATE HEAD)
- 下関市菊川町(旧菊川町)の水田で0616'08幼稚園児がアイガモを水田に放鳥した。
園児60人が60アールの水田に生後2週間の前後のひな約90羽を放し「早く育ってね」と声をかけた。
アイガモたちは、出穂する8月上旬まで水田を動き回り、田んぼを動き回って雑草をウンカなど害虫を食べて駆除し、稲の成長も助けるという。
- <山口新聞0617'08> (DATE END)
- ●農業経営を学ぶ、西市高校 T080985 (DATE HEAD)
- 下関市豊田町(旧豊田町)の西市高校で0618'08生産流通科の生徒16人が豊田町や豊北町の農業現場を見学、経営者から直接話を聞き農業経営を学んだ。
生徒たちは、農業生産法人「豊北ピアファーム」を訪れ、主力のなし園やほ場、7月に開店予定の直売所を見て回った。大学を卒業後、地元で就農した花き栽培農家や豊北町の酪農農家も訪問し、農業経営に関心を深めていった。
- <山口新聞0619'08> (DATE END)
- ●地酒飲み文化を感じる、下関市 T080986 (DATE HEAD)
- 下関市の市立大学の留学生らが0621'08幡生宮の下の下関酒造を訪問、日本酒の地域の製造メーカーを学んだ。
中国人の留学生を中心に15人と日本人で留学生する予定がある学生6人が参加した。下関酒造の社長の内田忠臣さんが日本酒の特徴、業界の現状、地酒メーカーの存在意義を説明。杜氏(とうじ)の太田哲也さんが飯米と酒米の違いについて、糖化過程のある日本酒醸造の特殊性をなどを話した。参加者は日本酒を味わいながら耳を傾けていた。
- <山口新聞0622'08> (DATE END)
- ●催眠商法の勧誘員を逮捕、下関市長府 T080987 (DATE HEAD)
- 下関市幡生町の路上で0411'08勧誘の目的を告げず誘引し、寝具販売をしていたとして佐賀県鳥栖市の会社員(34)を特定商取法違反の疑いで0528'08までに逮捕した。
調べでは、寝具販売契約の勧誘であることを告げず、路上もで勧誘、市内の70代の女性2人を駐車場に設けたテントに誘い込み、寝具一式30万円する契約を切り出していた。
このグループは、昨年9月から約半年間で九州、中国、四国の16県で131人から約3500万円の売り上げをおこなっていたという。
- <山口新聞0619'08> (DATE END)
- ●水泳授業で意識不明に、下関市 T080988 (DATE HEAD)
- 下関市彦島の江の浦町の江の浦小学校で0616'08の11:00頃水泳授業中の男性児童がプールの中でふつぶせになり動かないのを担任の女性教員(40代)が発見。児童は一時心配停止したが、その後回復、自発呼吸を始めたが、意識不明の重体。
授業は、準備運動をした後、プールの壁を蹴ってそのまま前に進む練習をしていたが、約6m進んだところ児童が動かなくなった。
水泳を指導していた教諭が浮かんでいる児童を発見、引き上げ心臓マッサージと人工呼吸を施し、通報で駆けつけた消防隊と救急隊員が心肺蘇生方法を続けたところ、約20分後、自発呼吸を開始、市内の病院に搬送された。
事故当時は、教諭4人で六年生54人の水泳の指導をおこなっていた。水温は文科省が水泳授業の適温としている22度だった。
- <山口新聞0617'08> (DATE END)
- ●ホタル観賞会、長門市俵山 T080989 (DATE HEAD)
- 長門市の俵山黒川地区では、夕方ホタルが飛び交う光景が見られ、今月下旬までがピーク。
0621'08夜には現地では、「ホタル観賞会」が開かれ、地元住民で作る黒川夢プラン実行委員会のメンバーが案内してくれる。19:00から参加者の受け付けをおこなう。参加料は無料。
おにぎり味噌汁セット(100円)、コーヒーセット(100円)の販売もある。申し込み・問い合せ:俵山公民館(0837-29-0063)。
- <山口新聞0618'08> (DATE END)
- ●日置スイカ出荷開始へ、長門市 T080990 (DATE HEAD)
- 長門市(旧日置町)の日置野菜集荷場で0620'08出荷の目安とする「目慣らし会」を開催した。0623'08にスイカの初出荷を予定する。
日置すいか生産出荷部会では、「祭ばやし777」という品種を約5ヘクタールで栽培。
「目慣らし会」ではそれぞれの生産者がスイカを持参し、検査担当者が形を見たり、たたいて空洞化の度合いをチェックし、実際に割って糖度計で甘さを調べた。
- <山口新聞0621'08> (DATE END)
- ●放課後にお団子作り教室、椿西小学校 T080991 (DATE HEAD)
- 萩市の椿西小学校では、0618'08水曜日の放課後を利用した「わくわく水曜日」が開かれ、事前に登録・申し込みをした34人の子どもたちが参加、団子作りに挑戦した。
わくわく水曜日は、職員会議のある水曜日は授業が早く終るため、放課後を利用して子どもたちと体験活動をおこなうもの。コミュニティスクールに指定され、地域の住民が学校運営に参加している学校独自の取り組み。
わくわく水曜日には登録者34人は一年生から六年生までが通年参加する。この日は開講式があり、運営協議会のメンバーなど7人が講師を務め、子どもたちは6つの班に分かれ、「いぎの葉団子」作りに挑戦した。
今後は、紙すきや絵手紙、リース作り、ニュースポーツなどを楽しむ予定。
- <山口新聞0619'08> (DATE END)
- ●校内のリンゴに袋かけ、山口高校徳佐分校 T080992 (DATE HEAD)
- 本年度から徳佐高校に併設された山口高校徳佐分校で普通科の一年生24人が0619'08校内にあるリンゴの木の袋かけをおこなった。
農業技術経営科を持つ徳佐高校には約70ヘクタールのリンゴ園があり、ふじやつがるとなど15品種、約600本が栽培されている。生徒たちは、9月に収穫する「秋映」の直径約5cmに育った実に袋をかけていった。9月中旬には収穫できる。
- <山口新聞0620'08> (DATE END)
- ●知事選まであと一カ月、山口県 T080993 (DATE HEAD)
- 山口県の知事選の告示が0717'08とあと一カ月になり、候補者は前回と同じ二氏が立候補を表明している。
現職の二井関成知事(65)は四選を目指し、自民党、公明党の推薦を得ており、もうひとりは、新人候補の元県労連議長の福江俊喜氏(67)=共産党推薦=の一騎討になる公算が強い。投・開票は0803'08。
- <山口新聞0617'08> (DATE END)
- ●県内のDI指数製造大手もマイナス、山口県 T080994 (DATE HEAD)
- シンクタンクの山口経済研究所は、県内企業の2008年4-6月期の業況判断DIを発表、前期17.7ポイント減のマイナス23.0と大幅に悪化した。
県内景気を牽引してきた「大手企業・製造業」のDI(「良い」とした企業の割合から「悪い」としてた企業を割合を引いた数値)は、前期より24.0ポイント悪化し、マイナス14.0と19期ぶりにマイナス水準になった。
中小企業、非製造業の景況感はさらに悪く、同期がマイナス29.3、次期はマイナス42.5と予想した。
- <山口新聞0619'08> (DATE END)
- ●ウベハウスが民事再生法を申請、鳥取県 T080995 (DATE HEAD)
- 鳥取県米子のウベハウスとその子会社のウベパネル工業が0616'08民事再生法の適用を地裁に申請した。負債総額は約67億円。
ウベハウスは、中海宇部コンクリート工業として1961年に設立、コンクリート住宅製造販売事業を手がけてきた。ピーク時には約300棟を製造・販売してきたが、物件の値引き販売で利益が圧迫されたほか、建築基準法改正のため工事期間の長期化もあり、資金繰りが悪化、金融期機関などへの支払いが困難になった。
コンクリート住宅製造販売事業と子会社のウベパネル工業の事業は百年住宅西日本と関連会社が引き受ける。
- <山口新聞0617'08> (DATE END)
- ●児童虐待が4万件突破、厚労省 T080996 (DATE HEAD)
- 厚労省によると、2007年度全国の児童相談所が対応した児童虐待は、過去最多だった前年度より3295件多い40,618件だったことが0617'08分かった。対応件数は調査を開始した1990年度(1101件)から毎年増加、1999年に一万件を突破して以来8年間で4万件を超えた。
対応件数が前年度よりも増加したのは、29都道府県と13市で増加の割合がもっとも多かったのは、山形県(74%増)、鹿児島県(67%増)、札幌市(54%増)、堺市(47%増)、北海道(46%増)。
減少したのは、18都府県と4市。減少率トップは鳥取県(37%減)、次いで広島市(26%減)、福井県(25%減)。山口県は282件で前年度より22件減少した。
虐待を受けて死亡した子どもの数は、2003年7月から2006年12月までの3年6カ月で合計192人、増加傾向にあるという。
- <山口新聞0618'08> (DATE END)
- ●天窓を破り男児が転落死、東京都杉並区 T080997 (DATE HEAD)
- 東京都杉並区の和田の区立杉並第十小学校で0618'08の09:25頃屋上にある明りとり用の天窓を突き破り、小学六年生の男児(12)が約12メートル下の一階転落した。男子児童は転落直後意識があったが、全身を強く打っており、3時間後に死亡した。
事故が起きた時、一時限目の算数の授業で10m歩くと何歩になるかを調べていた。校舎の三階屋上で授業をしており、担任が監督していたが、別の子どもたちを注意していて児童の転落は目撃していなかった。目撃していた別の児童によると、転落した児童が天窓に立ち上がっているのを見たという。
天窓はプラスチック製で直径1.3m、厚さ4mm。内側には金網が入った厚さ7mmの板ガラスがあったが、周囲には柵はなかった。
当日午後区役所で会見した校長は「どこよりも安全でなければならない学校で事故が起きてしまい、深くおわびをします」と陳謝した。
- <山口新聞0619'08> (DATE END)
- ●自殺の原因は「うつ病」が最多、警察庁 T080998 (DATE HEAD)
- 警察庁は、昨年自殺した人のうち「うつ病」が原因・動機とみられる人が約18%いることが0619'08分かった。警察庁は2007年自殺統計原票を改正、動機の項目をきめ細かくしており、今回が初の公表。自殺対策に役立てる。
昨年自殺した人の総数は10年連続の30,000人を超え、前年比2.9%(938人)増の33,093人で過去最多だった2003年の33,427人に次ぐ史上2番目に悪い。
年齢別では、60代以上と30代が過去最多となっている。都道府県別の10万人当たりの自殺者(自殺率)は、山梨が39.0人と昨年の秋田に代り最悪だった。自殺率が30.0人を超えるのは、青森(36.0)、岩手(35.4)、秋田(37.2)、山形(30.5)、福島(32.7)、千葉(32.6)、新潟(34.4)、和歌山(32.3)、鳥取(31.8)、島根(35.4)、高知(33.9)、宮崎(34.6)。全国平均(25.6)。最少は、神奈川(20.8)。
原因・動機でもっとも多かったのは「うつ病」、次いで「身体の病気」、「多重債務」「その他の負債」。
年代別では、60代以上が前年比8.9%増加の12,107人と過去最悪、
19歳以下の自殺は、前年に較べ12% 増加の548人、このうち「いじめ」とが原因とみられるのは10人、「友達とも不和など」は25人だつた。
- <山口新聞0620'08> (DATE END)
- ●死刑執行が大臣就任後累計13人に、法務省 T080999 (DATE HEAD)
- 鳩山邦夫法相は、0617'08東京と大阪の両拘置所で死刑囚3人の死刑の執行をおこなったと発表した。鳩山法相による死刑の執行命令は、昨年の12月、今年の2月、4月に引き続き4回目で合計13人。死刑執行が一時中断され再開された1993年以降、最多だった長勢甚遠氏の10人を超えた。
今回死刑が執行された中には、1988-89年に幼女4人を連続誘拐殺人した宮崎勤死刑囚も含まれている。死刑確定から死刑執行まで2年4カ月、他の二人も2年8カ月、3年4カ月と従来の平均8年よりも大幅に短くなった。
宮崎死刑囚は、確定判決によると、埼玉県と東京都の4〜7歳の女児4人を連れ去り、殺害した上遺体を切断し、遺体を焼いた。その上、遺骨を入れたダンボールを遺族宅に置いたり、新聞に「今田勇子」の名前で犯行声明を送り付けるなど80年代末の社会に衝撃を与えた。
裁判では責任能力か争われ、精神鑑定も複数出され、意見が分かれた。東京地裁は宮崎被告の責任能力を認め、死刑を言い渡した。
- <山口新聞0618'08> (DATE END)
- ●サウジアラビアが原油増産表明、サウジアラビア T081000 (DATE HEAD)
- API通信によると、サウジアラビアのヌアイミ石油鉱山資源相は、国連の藩基文事務総長との会談で7月から日産20万バレルの原油増産を計画していると0616'08語った。サウジアラビアは5月にも追加増産をしており、7月には日産970万バレルに達することになる。
- <山口新聞0617'08> (DATE END)
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- ●日本人女性性的暴行の米兵の軍法会議終了、岩国市 T081001 (DATE HEAD)
- 広島市で昨年(2008年)10月日本人女性を集団暴行したとして岩国市の海兵隊で軍法会議にかけられていたが、0625'08三等軍曹のレネイアス・アラズウェル被告の軍法会議の判決をもって終了した。
軍法会議の判事のデビッド・オリバー中佐は統一軍事裁判法違反の罪で懲役1年と懲役除隊の判決を言い渡した。
事件で訴追された4人の米兵にたいしては有罪の判決が示されたが、当初問われた強姦罪は司法取引で訴追が取り下げられ、「不法な性的接触」との記述に留められたものの、いずれも成立は認められなかった。
この日の判決も人前でみだらな行為をしたことについて有罪となっただけだった。
- <山口新聞0626'08> (DATE END)
- ●運送会社を捜索日報を押収、岩国市 T081002 (DATE HEAD)
- 岩国市の玖珂町の国道2号線で619'08の16:40広島県福山市の運転手(28)のトラックが対向車線にはみ出し、乗用車と正面衝突する事故が発生、岩国西署は、運転手を自動車運転過失傷害と道交法違反(酒気帯び運転)で現行犯逮捕した。
男女2人が重軽傷を追った事件について、岩国西署は、広島県福山市の運送会社の福山佐用運送を捜索し、運転日報などを押収した。
- <山口新聞0625'08> (DATE END)
- ●片添ヶ浜で海開き、周防大島町 T081003 (DATE HEAD)
- 周防大島町の片添ヶ浜で0624'08県内のトップを切って海開きがあった。
海水浴場を管理する東和ふるさとセンターが安全祭を開催、アロハシャツ姿の中本富夫町長ら約30人が出席して今シーズンの安全を祈った。
梅雨の中休みの曇りとなっていたが、気温は24度、水温は19度。安全祈願祭が終ると、園児たちが浮輪を抱えて海に飛び込み、初泳ぎした。
周防大島町の逗子ケ浜でも同日海開き。同町の片添、逗子、陸奥の3海水浴場ではサメよけネットを設置している。
- <山口新聞0625'08> (DATE END)
- ●女性グループが巨大ねぷたの引きまわし、柳井市 T081004 (DATE HEAD)
- 柳井市で0813'08開かれる金魚ちょうちん祭りで今年は、女性グループも金魚ねぷたの引き回しをすることになり、公募に応じた女性グループに金魚ねぷたの引き回しをやってもらう。
また、祭りを支援する協賛金と打ち上げ花火の資金の募集は0701'08から始まる。昨年は協賛金が市内32企業から148万円5円円あり、花火募金は35万9千円余りだった。
- <山口新聞0624'08> (DATE END)
- ●電気工事会社が会社更生法申請、田布施町 T081005 (DATE HEAD)
- 田布施町の波野の電気工事業カモモトがこのほど地裁岩国支部に民事再生法の適用を申請した。
帝国バンク山口支店によると、1952年に創業、1994年に法人化、ゼネコンの下請けを中心に県、町の公共工事を受注。2007年7月期のの売り上げは約8億5300万円円だった。
しかし、競走激化などで受注単価の下落により近年は収益が悪化し、厳しい資金繰りが悪化していた。負債総額は約8億円の見込み。
- <山口新聞0627'08> (DATE END)
- ●原発埋立免許願書申請提出に講義、上関町 T081006 (DATE HEAD)
- 中国電力が上関町で進めている原発計画について、建設に反対する祝島の島民らが0627'08中電がこのほど原発予定地の造成のため海水面の埋め立て免許の願書を県に提出したことに抗議して、山口市の県庁前で座り込みをおこない、埋め立て許可証を出さないように訴えた。
県庁前の玄関前では、反対派住民や支援団体の人約150人が約1時間に渡り座り続け、抗議した。
- <山口新聞0628'08> (DATE END)
- ●アサガオの苗植える、下松市 T081007 (DATE HEAD)
- 下松市の中央町のスターピアくだまつのエントランスホールで0622'08ほしふるまちのこどもエコクラブが緑のカーテンにしようとアサガオの種を植えた。
子どもたちは、ふたつのプランターに高さ10cmに育った苗を16本を植えた。順調にいけば9月頃に7〜8メートルの緑のカーテンができあがる。
- <山口新聞0623'08> (DATE END)
- ●7月から浜辺のライトアップ、光市虹カ浜 T081008 (DATE HEAD)
- 光市の虹カ浜海水浴場で0701'08から夜間ライトアップする「渚のライトアップ」が始まる。海水浴シーズンにはナイター海水浴や海上ショーなどを展開する「スターライトファンタジー in 虹カ浜2008」も開始する。光市では0808-0815までの間会場を利用してイベントを開く団体を募集している。
ライトアップは今年で5年目。0808-0815のナイター海水浴(17:00-20:30)、ブルース・ロックの金子まりさんや地元のバンドが出演するステージ(17:00-20:30)、レーザーや噴水などの海上ショーを繰り広げる「ウォーターカーニバル」(20:30-21:00)も展開される。0809'08には花火大会もあり、2700発の花火が夜空を彩る。
イベントには市民の参加を促すために、0808-0815'08の間、サークル活動の発表会や慰安会、ファッションジョー、仮装大会など応募者自身が企画したイベントを開くことができる。(10:00-20:00)音響、照明は光市が準備する。申し込みは0630'08まで光市商工観光課(0833-72-1400)。
- <山口新聞0625'08> (DATE END)
- ●笠戸島イカダレースにファミリー部門も、下松市 T081009 (DATE HEAD)
- 下松市の笠戸島のはなぐり海水浴場で0831'08開かれるマリンイカダレース大会は今年で20年を迎えることから、今回からファミリー部門を設置。主催者の下松商工会議所青年部会員で作る実行委員会が出場チームを募集している。
レースは、手作りのいかだを操り、浜辺から大城岬までを折り返す1.5kmのルートのタイムレース。また、船のデザインやパフォーマンスを審査する部門もある。
参加資格は12歳以上で健康で泳ぎに自信がある人。乗船者は二人以上で未成年者は保護者の承諾が必要。中学生が出場する場合は、保護者一人が乗船すること。参加費は一人千円。先着65チームまで受け付ける。
ファミリー部門では小学生と保護者の二人一組。ビニールボートに乗船し、海水浴場内を一周して順位を競う。ビニールボートは大会事務局が用意する。参加費は一組千円。先着20組まで。問合せ・申し込み:下松商工会議所内実行委員会(0833-41-1070)。
- <山口新聞0625'08> (DATE END)
- ●出会いイベント参加者を募集、周南市 T081010 (DATE HEAD)
- 若者の出会いを演出して結婚へのステップにしてもらおうと周南市の新南陽商工会議所が出会いイベント「ええ人にで愛(あい)ん祭(さい)」の参加者を募集している。
今回の会場は、周南市鹿野上の「せせらぎ・豊鹿里(ゆかり)パーク」で正午から受け付けを開始、12:30からイベントを始める。小雨決行。バーベキューやゲームを楽しみながらお互いに知り合っていく。
募集人数は、男女各30人程度、応募多数の場合は抽選による。参加資格は、周南市、下松市、光市に在住しているか、勤務している20際以上の独身男女。会費は男性3000円、女性2000円。JR徳山駅から無料バスを出す。締め切りは0630'08。問合せ:新南陽商工会議所(0834-63-3315)。
- <山口新聞0624'08> (DATE END)
- ●レッサーパンダの風太の娘が嫁入り、周南市 T081011 (DATE HEAD)
- 周南市の徳山動物園のレッサーパンダの元に、千葉市立動物公園で立ち上がることで有名になったレッサーパンダの風太とチィチイの間に生まれた長女の風花(2)がもうじき嫁入りすることになった。邪花の妹の風鈴も長野県長野市の茶臼山動物園に嫁入りすることになった。二匹の引越しは0630'08におこなわれる。
- <山口新聞0627'08> (DATE END)
- ●あじさい祭りで花供養、防府市 T081012 (DATE HEAD)
- 防府市の牟礼坂本の阿弥陀寺で0622'08あじさい祭り花供養祭があり、約200人が本堂での供養祭に参列した。
商工会議所青年部、池坊あじさい会、柴山古流清風会、小原宗陽会、ローズマリーの会、山口短大など14団体が花を供え、池元の牟礼保育園・幼稚園の園児15人も花を供えた。境内では、花供養が花供養塔前でおこなわれた。
阿弥陀寺には、あじさいが80種、4000本ある。現在は八分咲きで今月末が見ごろとなる。
- <山口新聞0623'08> (DATE END)
- ●駅前に地産地消通り、防府市 T081013 (DATE HEAD)
- 防府市の駅前にある「ルルサスほうふ」で0625'08地元食材を積極的に活用する飲食店が「やまぐち食彩店」として認定され、花屋と鮮魚店が協力店に認定された。6件が一度に認定されるのは珍しいという。
食彩館に認定されたのは、1)中国家族料理の大山房ルルサス店、2)イタリアンレストランのオステリア・アンコーラ、3)和風バイキングなどを提供する食工房・天丸、4)丼とうどん専門店と丼が丼の4店。地元の米や野菜を使った安心・安全メニューを提供していく。
販売協力店には、羽嶋松翠園はなやルルサス店と東鮮魚の2店。
ルルサスほうふでは、すでに青果店の八百ふじが販売協力店に認定されており、関係者はルルサスほうふ を「まるごと地産地消通り」を合言葉に地元の新鮮食材の提供を進めていく。
- <山口新聞0626'08> (DATE END)
- ●モミジなど200本を植える、山口市 T081014 (DATE HEAD)
- 山口市の亀山町の県立美術館の裏側にある山の斜面に0622'08モミジやダンチョウゲなどの4種類の苗木200本が植えられた。
「美術館に彩り豊かな森をつくる」実行委員会のボランィアメンバーら約50人が参加、斜面を除草後、スコップを使って0.3-3m間隔で苗木を1時間半かけて植えていった。
博物館の中庭の景観をきれいにしようと、昨年から始まった。昨年は千本の木を植樹した。苗木は市内の林業指導センターから譲り受けた。
- <山口新聞0623'08> (DATE END)
- ●キャンドル作り体験、県立大学 T081015 (DATE HEAD)
- 山口市桜畠の山口県立大学で0621'08環境について考える「楽しまナイト!キャンドルナイト!」がアリ、楽しみながら環境について考えてもらおうと学生でつくる「チームキャンドルナイト」や市民グループ「なないろわだけ」が初めて主催した。
キャンドルナイトは、夏至の日の夜、電気を消してゆっくり時間を過ごすことで環境問題について考える取り組み。会場には多くの親子連れが訪れ、新聞紙を利用したバッグ作りや地産地消を考えた食事コーナーなどで賑わった。
キャンドル作り体験コーナーでは、竹を切って作った容器に再利用したテンプラ油を注ぎ、点火用の紐をつけてロウソクを完成させた。
20:00からは、参加者が作った200本のキャンドルを点灯し、キャンパスを照らした。
- <山口新聞0623'08> (DATE END)
- ●赤ちゃんを通して命の大切さを学ぶ、宮野中学校 T081016 (DATE HEAD)
- 山口市の桜畠の宮野中学校で赤ちゃんと触れ合って命の大切さを学ぶ「赤ちゃんと遊ぼう、赤ちゃんとお母さんに学ぼう」が開かれた。
地元の子育てサークル「育児サークルネットワークぷちネット」が企画。会員の未就園児の親子29組が参加、三年生57人が赤ちゃんと触れ合った。生徒の中には初めて赤ちゃんを抱く子も多く、ぎごちない手つきでていねいに抱き抱えていた。同校では11月、12月にも予定している。
- <山口新聞0626'08> (DATE END)
- ●キッズセーリング教室でヨットの操舵方法を学ぶ、山口市 T081017 (DATE HEAD)
- 山口市の秋穂中道の秋穂ヨット艇庫で0622'08キッズセーリング教室があり、小学生がヨットの操舵方法を学んだ。
講習は、全6回おこなわれ、講習終了後は一人でもヨットに乗ることができるように練習する。初日はヨットの組み立て方を学び、海に出て試乗を楽しんだ。
秋穂セーリング連盟が指導。参加した子どもたちは、大人の手を借りてマストを立てセールを張りヨットを組み立てた。試乗体験会では、波に揺れるヨットに恐る恐る乗船し、乗船する前怖がっていた子どもも一旦ヨットに乗ると「楽しかった」と笑顔を見せた。
- <山口新聞0623'08> (DATE END)
- ●珠算大会に70人が参加、山口市 T081018 (DATE HEAD)
- 山口市(旧小郡町)の小郡公民館で0622'08珠算協議会が開かれ、小学生から20代の社会人まで約70人が参加した。
制限時間内でかけ算、割り算などの4種類の総合得点で順位を競う総合競技と、読み上げられた数を計算する読み上げ算など4部門を実施。小学生、中学生、高校生、社会人の部に分かれて正確さや速さを競った。
参加者は、珠算教室の名前の入った鉢巻きを頭に巻いて競技に臨み、開始の合図とともに算盤の玉をはじいていた。個人種目は一位の選手、団体種目では、小学生の上位4団体、中学生、高校生、社会人は上位2団体が、中国五県珠算選挙権大会(鳥取県、0824'08)に出場する。
- <山口新聞0623'08> (DATE END)
- ●野外彫刻や植物が受難、宇部市 T081019 (DATE HEAD)
- 宇部市の常盤公園で0623'08野外彫刻のネームプレートや鉄製のゴミ箱の蓋が盗まれていたり、マリーゴールドが植えられていたプランターがひっくり返されているなどの被害が見つかった。06:40頃出勤してきた事務所の職員がみつけた。
- <山口新聞0624'08> (DATE END)
- ●クレーン車転倒、宇部市 T081020 (DATE HEAD)
- 宇部市際波(きわなみ)の建設会社「新光産業」で0626'08の09:20頃鉄骨を釣り上げていた大型クレーン(65トン)が転倒、約37メートル伸ばしていたクレーンのアームが資材倉庫の一部を壊し、先端部が隣接した市道にはみ出した。クレーン作業を誘導していた下請け作業員(29)の右ほおに接触し、軽傷を負った。
クレーン作業は、県発注の橋梁の部材の仮り組みの作業中だった。鉄骨(8.2トン)を吊上げていたクレーン車が前のめりになって倒れたという。
- <山口新聞0627'08> (DATE END)
- ●産業を興した三翁を紹介した小冊子、宇部、山陽小野田、美祢市 T081021 (DATE HEAD)
- 宇部、山陽小野田、美祢市の産業観光について、3市の産業の歴史をまとめた小冊子「産業観光コンセプトブック」が千部印刷され、7月から始まる産業観光ツアーへの参加者などに配布する。
これは『三市、三翁輝くまち』と題された小冊子で、明治時代沖の山炭坑を立ち上げ、現在の宇部興産の基(もとい)を作った渡辺祐策(宇部)、旧小野田セメントを設立した笠井順八(美山陽小野田)、秋吉に大理石採掘所を開いた本間俊平(美祢市)の三翁の活動を中心に記している。
体裁はA4判、38ページ。価格は一部千円。参加者へはツアー代金に含まれる。問合せ:宇部観光コンベンション協会(0836-34-2050)。
- <山口新聞0627'08> (DATE END)
- ●子どもが福祉体験、岡枝小学校 T081022 (DATE HEAD)
- 下関市の菊川町の岡枝小学校で0624'08体の不自由な人の苦労について学ぶ福祉体験教室が開かれ、四年生17人が参加した。
子どもたちは、視野が狭くなる特殊なゴーグルをつけたり、手足の動きを悪くする重りを装着し、お年寄りの生活を疑似体験した。階段の昇降や読書をして普段は普通にやっている動作がどれだけ大変か身をもって感じた。
子どもたちを指導したのは、田部高校総合生活科生活福祉コースの三年生の生徒で介護指導員二級を目指している。
子どもたちは、これから町内の特別養護老人ホームを訪問する予定。
- <山口新聞0625'08> (DATE END)
- ●路上喫煙禁止を看板でPR、下関市 T081023 (DATE HEAD)
- 下関市は、市内の一部の地域の路上喫煙を禁止する環境美化条令をPRるため、看板などを設置した。
唐戸町や竹崎地区が0701'08から対象地域となったことを周知するため、禁止地区であることを表示する看板13枚、路面表示シール87枚を設置。禁止地区内に新たに10カ所の灰皿を設けた。街頭では10人の職員が告知を知らせる小冊子を配布した。
0701'08以降は、対象地区で路上喫煙した人には科料円を徴収する。下関市では、警察OBを先任職員として雇用し、禁止地区内を巡回、科料は現場で徴収する。
- <山口新聞0624'08> (DATE END)
- ●酒米と黒大豆のPRイベント、下関市豊田町 T081024 (DATE HEAD)
- 下関市の豊田町(旧豊田町)の道の駅「蛍街道西ノ市」で0624'08県産オリジナル酒米「西の雫(しずく)」と黒大豆の「のんたぐろ」をPRしようと加工品の展示試食会が開かれた。
「西の雫」は、県農林総合支援センター(農業試験場)が独自開発し、2003年から本格生産を始め、現在は酒造会社15社が醸造に使っている。
「のんたぐろ」も同センターの独自開発品種で、2004年から栽培を始め、昨年は過去最高の28トンを収穫した。これまでは焙煎茶「黒豆っ茶」への加工が中心だった。収穫量が増加しつつあることから本年度から黒大豆アイスなど新商品作りにも取り組んでいる。
この日はのんたぐろを使った豆腐、アイスなどや日本酒が当たる地酒アンケートでPRした。
- <山口新聞0625'08> (DATE END)
- ●ゆかりの漫画家三人展、下関市 T081025 (DATE HEAD)
- 下関市の長府黒門東町の市立美術館で0710'08から0803'08まで下関市ゆかりの少女漫画家の企画展「水野英子・青池保子・文月今日子〜しものせきから愛をこめて」が開かれる。
0720'08は三人の漫画家のトークショーやサイン会が開かれる。0726、0727は文月今日子さんが漫画の描き方のアドバイスをおこない、0802'08には座談会が予定されている。
神奈川県在住の水野英子さんは、手塚治虫、赤塚不二夫が住んでいたトキワ荘に約半年住んでいたことのある唯一の女性漫画家。15歳でデビューした草分け的な存在。
東京都在住の青池保子さんは1976年に「エロイカより愛をこめて」はベストセラーになり、現在も連載中。
愛媛県在住の文月今日子さんも水野さんに影響され、1972年にデビューした。
三人はいずれも下関市出身。観覧料は一般700円、学生500円。問合せ:下関市立美術館(0832-245-4131)。
- <山口新聞0628'08> (DATE END)
- ●珍しい粘土椁(かく)の埋葬墳墓、下関市 T081026 (DATE HEAD)
- 下関市の延行の国指定の仁馬山古墳で埋葬方法が山口、九州では珍しい「粘土椁(かく)」であることが分かり、0628'08市民を対象に10:00から現地説明会を開く。
市教委文化財保護課によると、仁馬山古墳は全長75m、幅48mの前方後円墳で県内では2番目に大きい墳墓。副葬品として4世紀後半朝鮮半島西部で作られた百済式土器とみられる破片が見つかっている。被葬者は大和政権と朝鮮半島の対外交渉に何らかの役割を果していたと考えられている。
棺内は未盗掘であり、文化庁の指導で発掘することはできないが、甲冑、刀剣、銅鐸が埋葬されていると予想される。
4世紀後半の朝鮮半島は、高句麗、新羅、百済の三国時代。半島の南西部にあった百済が大和政権と関係が深かったとされる。
- <山口新聞0624'08> (DATE END)
- ●ホームレス支援施設でチャリティーコンサート、下関市 T081027 (DATE HEAD)
- 下関市の竹崎町の福祉施設「抱撲(ほうぼく)館下関」でホームレスの人を支援するコンサートが0713'08に開かれる。
昨年の大雨、台風で雨漏りがあり、修理費約400万円がかかった。寄付で半額を賄ったものの、残り半額の欠損が生じたため、評議員の娘の音楽家が東京で若手女性音楽家に呼びかけチャリティコンサートを開催することにした。
この福祉施設は、ホ−ムレスの人たちが自立生活を始める準備を開始したり、長く共同生活をおこなう施設で、北九州ホームレス支援機構が経営している。
この地で旅館を経営していたオーナーが土地建物をNPO法人に提供、昨年(2007年)4月に解説された。定員は19人で現在、男性20人、女性1人が生活している。平均年齢は60代後半で、2/3の人が永住を希望している。
コンサートは、0713'08の15:30から開始、場所は、下関市向洋町の梅光学院大学スタージェスホール、声楽家の坂上賀奈子さん、バイオリンの森原直美さん、作曲・ピアノの穴見さんがブラームスのバイオリン・ソナタ第二番、モンティのチャールダッュなどを演奏する。
料金は一般千五百円(当日千八百円)、小学生以下千円、三歳以下は無料。問合せ:「ひまわり」内のコンサート実行委員会(083-229-1500)。
- <山口新聞0624'08> (DATE END)
- ●障害者支援ネットワーク構築事業実行委員会、下関市 T081028 (DATE HEAD)
- 下関市の竹崎町のしものせき市民活動センターで0626'08下関地域就労支援ネットワーク構築事業実行委員会が開かれ、委員20人が参加した。
この委員会は、昨年9月障害者支援を目的に行政や障害者支援者施設など約20機関が集まって作られた。
今年度の事業として9-11月のいずれかに「下関で障害者雇用を進めるためには」をテーマにシンポジウムを開くことやホームページ充実させて実行委のPRに務めることを求めた。
- <山口新聞0627'08> (DATE END)
- ●遺族が教育長に面会、下関市 T081029 (DATE HEAD)
- 下関市の川中中学校で2005年4月に自殺した女子生徒の遺族が、0634'08市教委を訪れ、鳴倉剛教育長と面会した。
教育長は、従来通りいじめと自殺の因果関係は認めなかったが、過去の市教委の遺族にたいする態度に配慮が欠ける対応があったとして陳謝した。
この日自殺した女子生徒の母親が市教委を訪れ、質問書を提出。「教育委員会は事実を隠すのではなく、重く受け止めて欲しい」と訴えた。
これにたいして鳴倉剛教育長は「いじめと自殺の因果関係を認めない立場は変わらないが、行政の対応として遺族への配慮が不十分なことがあった点はお詫びする」と述べた。
遺族が市教委を訪れ、教育長と面会したのは初めて。母親は取材にたいし「前の教育長はまったく会ってもくれなかった。会ってくれたことは評価する。今後は本当の事故防止をしてもらいたい。いじめと自殺の因果関係を身とて欲しいが、現時点では無理だと思う」と述べた。
- <山口新聞0625'08> (DATE END)
- ●教育長が「植民地支配、歴史に反する」と発言、下関市 T081030 (DATE HEAD)
- 文科省から新しく下関市の教育長になった嶋倉剛教育長が、0626'08学校への補助金増額を求めた山口朝鮮学園の関係者らにたいし、日本の朝鮮半島にたいする植民地支配について「植民地支配は歴史的事実に反する」と述べた。
同席した保護者から「植民地支配によって日本に住まわざるを得なかった朝鮮人の子弟が通う学校であり、歴史的背景を配慮して対応して欲しい」と求めたことにたいして答えた。
教育長は、0627'08会見して経緯を説明。「補助金の要望に歴史的認識を持ち出すのは筋違いだと申し上げたかった。『植民地支配がどうか』と問われれば『ノーコメント』という意図だった」と釈明した。教育長は「日朝併合ではあっても植民地支配という意識はない。別の考えを持っている人がいるのも当然で、否定はしない」との見解も示した。
- <山口新聞0628'08> (DATE END)
- ●JR下関駅無差別殺傷事件の上告審判決、最高裁 T081031 (DATE HEAD)
- 下関市のJR下関駅で1999年9月に5人を殺害し、10人に重軽傷を追わせた無差別殺傷事件の上告審判決が0711'08おこなわれるが分かった。
一、二審で死刑判決を受けた元一級建築士の上部康明被告(44)の上告審。被告は「社会から敵視されているとの妄想に支配されて自己制御能力を失い、心神喪失の状態だった」と無罪を主張0613'08に結審した。
- <山口新聞0628'08> (DATE END)
- ●地元目線で街のマップ作り、長門市油谷 T081032 (DATE HEAD)
- 長門市の油谷地区(旧油谷町)で地元目線で観光スポットを紹介したマップ「旅してみよう YYロマンロードマップ」が作られた。
この地図は、雑貨屋「すみ屋」の経営者の女性(36)が息子が夏休みの自由研究で作った「ぼくの街のおすすめスポット」を見て、地元しか知らない情報も紹介するひと味違ったマップを作ることを思い立った。
3月に実行委員会を立ち上げたところ約50人の協力が得られ、印刷費は寄付や協賛金で賄い、初版16,000部を印刷した。5月下旬に市内、萩市、下関市の一部に新聞折り込みで配布したところ、マップを見て訪れた人もいて「油谷のことがよく分かる」からと好評だった。
マップはA3カラー刷りで油谷地区の地図に飲食店など13店舗と楊貴妃の里、アジサイで有名な同徳寺、龍宮の潮吹き、海水浴場などの観光スポットも写真付きで紹介し、お勧めの散歩コース、夕日の見える場所、朝市会場など通常の紹介記事では載っていないような地元ならではの情報をコメント付きで紹介している。
マップについての問い合せは「すみ屋」(0837-32-2832)。
- <山口新聞0626'08> (DATE END)
- ●須佐の「男命いか」のブラン化事業テーマソング決まる、萩市 T081033 (DATE HEAD)
- 萩市須佐(旧須佐町)のケンサキイカ「男命(みこと)いか」のブランド化事業としてテーマソングが完成し、0625'08「ブランド化推進化委員会」が発表した。
テーマソングの題名は「男命いかの唄」で作詞作曲は須佐出身のシンガーソングライターのきただにひろしさん。何か故郷の役に立ちたいと考えていたところ、地元イカのブランド化の話を聞き、委員会にぜひやらせて欲しいと申し出た。
きただにひろしさんは、アニメーション「ワンピース」の主題歌でおなじみ。今回は、日本海に漁船で乗り出し、一本釣りをする須佐の漁師をイメージして作ったという。
「男命いかの唄」のCDは200枚制作、地元の保育園、学校、福祉施設に配布していろいろな行事で利用してもらうという。
- <山口新聞0626'08> (DATE END)
- ●仙崎湾遠泳大会、水産高校 T081034 (DATE HEAD)
- 長門市の水産高校で0627'08半世紀続く伝統の「遠泳大会」が開かれ、学校前の瀬崎湾で全校生徒が遠泳をした。
生徒たちは実力に合せて、2km、1km、プールでもおこなわれた。海では2人づつが隊列を組み泳いだ。途中船上からは教師が激励し、海岸からはみすゞ保育園の園児の応援もあった。
- <山口新聞0628'08> (DATE END)
- ●カタクチイワシの天日干しが始まる、萩市 T081035 (DATE HEAD)
- 萩市の浜崎地区でカタクチイワシの天日干しがおこなわれている。
地区内には5つの加工場があり、梅雨の晴れ間になった0627'08市場に水揚げされたカタクチイワシは釜で茹で上られ、天日に干された。
現在作業しているのは、「チリメン」から少し成長した「カエリ」と呼ばれる体長3cmのカタクチイワシ。旨味と苦味がちょうど良く、味も濃いという。
漁場は、浜崎海岸から近場の漁場で多い日には一日5、6隻が何度も往復して水揚げしている。
天日干しは好天なら数時間でできあがる。天日干しのカタクチイワシは関西や四国方面に出荷される。
- <山口新聞0628'08> (DATE END)
- ●珍しい「ベンテンウオ」が見つかる、萩市 T081036 (DATE HEAD)
- 萩市の萩博物館は全国的に珍しい「ベンテンウオ」が見つかったと0623'08発表した。0620'08三見の定置網の中から見つかったもので尾びれや尻びれが驚くほど広がる珍しい魚。
ベンテン魚は、スズキ目シマガツオ科の魚で水深約百メートルの深海に生息している。まれに浅いところで捕獲されることもあるという。これまで太平洋側では福島県から高知県、日本海側では新潟県・鳥取県で見つかっているるが、山口県では初めて。
近年県下では初夏になると深海魚が相次いで捕獲されている。太平洋や東シナ海の深海から浮上し、対馬海流に乗って運ばれてきたのではないかとみられている。
- <山口新聞0625'08> (DATE END)
- ●レジ袋有料化めざし検討会議、山口県 T081037 (DATE HEAD)
- スーパーなどでの買物レジ袋について、山口県0625'08は有料化を検討する方針を明らかにした。7月中には消費者団体、小売り業者などで構成する検討会議を立ち上げ、来年度からの有料化を検討する。県議会の一般質問で伊達道雄生活環境部長が答弁した。
県内で廃棄されるレジ袋は年間約4500トンと推定され、広域的な支店に立ってレジ袋削減に向けた検討会を設置し、削減指標はもっとも効果が大きいと見込まれる有料化を検討すると答弁した。
消費者団体からは積極的な協力の意向が示されているが、小売り業者からは否定的意見もあるものの、社会的責任があるとして前向きな意向が示されたという。
- <山口新聞0626'08> (DATE END)
- ●県がネット公売のビル予定価格の倍で落札、山口県 T081038 (DATE HEAD)
- 山口県がインターネットオークションで公売した雑居ビルが見積り価格の約2倍の約2020万円で落札された。
この物件は、県税滞納で納税者から差し押さえた岐阜県大垣市の雑居ビル。店舗と住宅を備えた鉄骨4階建て286.7平方メートルの物件。
今回のネット公売は11回目で0618'08から入札を受け付け、0625'08に開札、4人から応札があり、最終的には2人が応札したという。
- <山口新聞0627'08> (DATE END)
- ●無国籍児の住民票作製を通知、総務省 T081039 (DATE HEAD)
- 総務省は0626'08までに、離婚後300日以内に生まれた子どもは「前夫の子」とみなす民法の300日規定などのため、無戸籍になった子どもたちに住民票の作製を認めるように全国の市区町村に通知する方針を決め、対象となるケースについて検討を進めた。7月中に判断基準を策定し、自治体に通知する。
無国籍になるのは、離婚後300日規定以外にも、1)経済的理由から出生届けを出さない、2)事実婚の夫婦が出生届けの「嫡出ではない」という記載に印をつけるのを拒否して受理されない−などの事例がある。
無国籍の子どもの住民票が作られない場合は、乳幼児検診や就学の通知が届かないなどさまざまな行政サービスなどを受けられないなどの支障が生じる。
- <山口新聞0627'08> (DATE END)
- ●来月末に廃業を検討、グッドウィル T081040 (DATE HEAD)
- 人材派遣最大手のグッドウィル・グループは、グループ内の日雇い派遣最大手のグッドウィルを0731'08をめどに廃業すると発表した。
グッドウィルは、職安法違反幇助の疑いで東京簡易裁判所から罰金の略式命令を受け、罰金を納付したことにより厚労省が0625'08までに労働者派遣事業の許可を取り消す方針を決めたため。
従業員約4000人には7月末までに退職を求め、日本人材派遣協会を通じて同業他社への再就職を斡旋する。一日約7000人の派遣スタッフは派遣先企業に直接雇用を求めるなど職探しを支援する。
外資の支援で経営再建中のグッドウィルグループは、社名の変更や東京都内の六本木ヒルズにある本社の移転を検討。
- <山口新聞0626'08> (DATE END)
- ●介護倒産が最悪 T081041 (DATE HEAD)
- 介護事業者の倒産が増加しており、2000年度の介護保険導入以来最悪のペースで増えていることが0625'08民間信用調査会社の調査で分かった。
1月-5月までのわずか5カ月の間負債総額が、過去最悪だった2006年の負債総額114億7900万円の9割近くに達した。件数の21件と過去最高だった2007年の37件の6割に上っている。
倒産の負債総額・件数増大の原因は、2006年から給付費抑制のため支払われる介護報酬が改訂され引き下げられたことに加え、人手不足が深刻化、人材を確保できない事業者が増えたことや競漕激化、規制強化の背景もある。
東京商工リサーチでは、施設は食費と居住碑の全額が利用者負担となった影響で利用者が退所したり、全額を受け取るのが難しくなり、減収に転じた事業者が多いとしている。
- <山口新聞0626'08> (DATE END)
- ●ネットで殺人予告で12人逮捕、警視庁 T081042 (DATE HEAD)
- 東京都の秋葉原で起きた無差別殺傷事件を受けて、事件の起きた0608'08から0623'08までにインターネットの掲示板に犯行予告を書き込んだとして、全国の警察が業務妨害、脅迫、軽犯罪法違反の疑いで12人を逮捕するなど27人を摘発していたことが0624'08分かった。
警察庁によると、17人は13-30歳までの男女で、逮捕された12人以外の5人は書類送検された。
- <山口新聞0625'08> (DATE END)
- ●廃棄テレビに有害物質、愛知大学 T081043 (DATE HEAD)
- 廃棄されたテレビ受像機の内部にたまっているチリに毒性の強いダイオキシンと構造が似ていてしかも毒性の強い臭素化ダイオキシン類が高濃度で含まれていることが0623'08愛媛大学の森田昌敏教授の分析で分かった。
テレビをつけていると発生する熱から難燃性の筐体(ケース)に含まれている臭素系難燃剤臭素化 ダイオキシン類が生成され、チリの中に蓄積される。こうした難燃剤の使用は減っているが、現在使われているテレビにはまだ多く使われている。
教授によると「地上デジタル放送への移行に伴って、廃棄されるテレビは増加が予想され、リサイクル作業者が臭素化ダイオキシンに曝される危険もある」と警告している。
研究によると、廃棄された15台のテレビ受像機から集めたチリすべてから臭素化ダイオキシン類を検出した。最高濃度は34,000ピコグラム(1g当たり)、最低でも870ピコグラムだった。
比較はできないが、環境省が難燃剤の製造工場周辺の河川を調べた際の平均値は1300ピコグラム(同)で、それと比較するとかなり高濃度。受像機に含まれるチリに臭素化ダイオキシン類が含まれていることは2004年に報告されていたが、その後詳しい調査はおこなわれていなかった。
- <山口新聞0624'08> (DATE END)
- ●原油1500万バレル増産、サウジアラビア T081044 (DATE HEAD)
- 石油輸出国機構(OPEC)加盟国と日、米、欧州、中国など35国は0622'08サウジアラビアのジッタで「産油国・消費国閣僚会合」を緊急に開催。サウジアラビのヌアイミ石油鉱山資源相は、2009年末までに石油の生産能力を日糧1255万バレルに引き上げ、将来的には現在の約1.5倍の約1500万バレルに増産する用意があることを表明した。
原油価格の高騰の沈静化を図り、原油供給に死傷がないことを明確にした。原油価格は、今月一時1バレル140ドルまでに迫り、世界経済の停滞とインフレを同時に引き起こすおそれがある。サウジアラビアは途上国への影響が大きいとして異例の会合開催を呼びかけた。
- <山口新聞0623'08> (DATE END)
- ●石油の増産を表明、クウェート T081045 (DATE HEAD)
- クウェートを訪問している甘利明経産業相は、0624'08オレイム石油相と会談し、高騰する原油価格の抑制に向けて原油生産量を現在の日産260万バレルから2009年半ばまでに30万バレル増産することを明らかにした。さらに20年までに生産能力を約1.5倍の約400万バレ ルに引き上げる方針を示した。
0622'08サウジアラビアで開かれた産油国・消費国閣僚会議でサウジアラビアが増産を表明しており、クウェートのも追随する方針。他の産油国の動きが今後の焦点になる。
- <山口新聞0625'08> (DATE END)
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